24時間テレビで、昨夜13歳で脳腫瘍で亡くなったミポリン?という愛称の少女の物語が放映されたそうです。

 

 ます脳腫瘍という語が曲者。英語ではbrain cancer と端的に言うようです。


 余命一か月の花嫁といった名の映画もあったようですが、病気という困難を前提に力いっぱい生きたというモチーフが、こんなに好きなのは日本人(って誰?)だけでは?

 

 アメリカには日本の倍の100強の原発がありますが、そのあちこちで放射性廃液の土壌への漏洩が起こっています。

 漏洩は水が浸み出すはずがない壁から浸出があったといった物的異常から発覚しています。が、ある原発では、近くに住む12?才の少女がbrain cancer にかかった、しかも子どものbrain cancer が一つの小学校で複数件も!ということが契機で調査してわかったのだそうです。[詳しいことがわかったらまたupします。]


 ミポリンは、彼女が遺したという闘病をつづる愛らしい359枚の絵手紙を多くの人に見てもらうことだけで喜んでくれるのかどうか。苦難に遭って乗り越える努力を否定するわけではありませんが、避けらることができる苦難を、無為に後から後から生起させていっていいのでしょうか。