がん・白血病をなくしたい!大量放射能を海に流す六ヶ所再処理工場閉鎖を求めます(katsukoのブログ)http://ameblo.jp/sannriku/   転載常に歓迎です 

今回の記事はとくに転載お願いします 100606-3

 

 大阪高裁が採用した「放射線の衝撃」核心部分です②

 

 ①は昨日upしました。

 8人の被爆者(or その承継人による、国がした原爆症認定申請却下処分取消訴訟で、原告敗訴とした1審を、この大阪高裁がひっくり返して、原告を勝たせたのです。 

 その実質的理由になったのが肥田舜太郎さん等が翻訳していらっしゃる『放射線の衝撃 低線量放射線の人間はの影響(被爆者医療の手引き)』でした。

 以下判決文の、同書引用(参照)部分の転載その②です。

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チャールズ・ワルドレンンと共同研究者たちも、極めて低い線量の放射線の場合、高線量を用いた通常の方法やエックス線装置からの瞬間照射よりも200倍も効果的に突然変異が生じることを発見した(体内摂取されたベータ線による持続的な被曝は、外部からのエックス線瞬間被曝に比べて細胞膜への障害が千倍も強い。)。彼らのデータは、線量反応曲線は直線であり、低線量の影響についても高線量のデータによる直線の延長線上で評価することができるとしてきた伝統的な化学的ドグマと対立している。

 ストロンチウム90は、化学的にはカルシウムに似ているため、成長する乳幼児、小児、思春期の男女の骨髄の中に濃縮される。一度骨中に入ると、免疫担当細胞が作られる骨髄に対し、低線量で何年にもわたって放射線を照射し続ける。ストック博士と彼の協力者は、1968年、オスローがん病院で、わずか10~20mrad少線量のエックス線がおそらくフリーラジカル酸素の産生を通じて骨髄造血細胞にはっきりした障害を作り出すことを初めて発見した。このことが、

直接的には遺伝子を傷つけ

間接的にはがん細胞を見つけて殺す免疫の機能を弱め

骨肉腫、白血病その他の悪性腫瘍の発育を導く。ストロンチウム90などによる体内のベータ線被曝で最も効率よく生産されるフリーラジカル酸素は、低比重コレステロールを酸化して動脈に沈着しやすくし血流を阻害して心臓発作を誘導すると考えられており、発がん性と同様に冠動脈心疾患の一要因なのかもしれない。

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 以上はPKO「雑則」を広める会さんの「死にいたる虚構ー国家による低線量放射線の隠蔽 参考資料ー2010・4・12」からの孫引きです。これを欲しい方は0422-51-7602(同会)へ。A5版30ページ¥100。(送料ご負担を。それからなるべくカンパを。頻繁に青森県にいらしては、各自治体の首長や職員に六ケ所再処理工場の危険性を説明していらして、すでにm百万円を投じていらっしゃるとおもう。お金がいくらあっても足りない!)