冽さんの祝島紀行

http://ameblo.jp/uhi36845/entry-10422304682.html#c10573978612  

の一部を転載させていただきます。

いま映画撮影中のはなぶさあやさんの名も紹介されています。

katsukoのブログの“本業”は六ケ所なんですが・・・

もっとも同じ問題。

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 ●わしは目がいかんきにだめじゃけんど、かーちゃんは、 “原発反対”の鉢巻きを締めて、どこへも飛んでいっちょるで。田布施のブイ阻止行動に泊まり込みでいったわ。集いの家にも通っているわ。海上デモにもいくし、台船によじ登って、クレーンに食らいついてスッポンみたいに離れなかったわ。埋め立てをされてたまるか。海を殺しちゃ、神様がお許しでねえ。当たり前のこつじゃ。そりゃ、金をもろうた推進派も、受け取らん反対派も、腹ん中じゃ、みんな、想いはいっしょじゃ。わしらは海で生きとるんじゃないで。みんな、海に生かされちょるんじゃ●(老人は、餌やりついでに鰺や鰯を釣り、猫や私たちにお裾分けしてくれた。)


●祝島の倅ども20人ほどが伊方などの“原発”で働いていたからね。「原発が来るいうが、ありゃどうや?」おとんたちがそう聞いたら、倅どもは「そりゃいかんぞ」と、五、六人が戻ってきて、下駄をカランコロンいわせて、島の家々を一軒ずつ、“原発ブラブラ病”や、大量の温排水で、海の蟹がいっせいに陸に上がってひしめき合った異様な光景なんかを触れまわったわけじゃ。そりゃいかんわ。稚魚や卵を根こそぎ吸い込んで、来る日も来る日も焼き殺して、どげするんじゃ?魚もいやがって逃げるわいうても、もう、逃げるところ、どこにもあらへんで●(海に炙られて日焼けした一本釣りの漁師さん)