地元で、腐っていないうちに持ち帰って食べた方がいるということなんですが・・・
だいじょうぶでしょうか。
以前書きましたが、水俣の方から聞いた話:
ばか貝がたくさん口を開いてまま死んでいた。
ある父子が見つけて、持ち帰った。父親は食べ、息子は食べなかった。
父は発症し、息子は免れた。
およそそういう話でした。
六ヶ所村の再処理工場、空と海に、放射性物質を含む大量の廃ガスと廃液を放出してきたのですが、実際に排出する前に、ダイバーが排出口で、拾った方は投函してくださいと書いた葉書をーーこれ動物ではないので「放す」も辺ですから「流す」というのかしら―流した。すると地元六ヶ所村付近の次に多く拾われたのは利根川河口だったというのです。
学校で配られる地理の教科書には依然千島海流と黒潮が仙台沖で出会う、なんて書いてあるのでは?それは出会うかもしれませんが、出会ってどうなるかというと、やっぱり南に流れてもいくし、北にも流れていくんですね。北海道でも一枚拾われていたそうです。
東京海洋大の名誉教授水口憲哉さんによると、こういう魚の生態に詳しい方でさえ、この実験の前まで海流のことがよくわかっていなかったとおっしゃっていました。
いわしたちはどうしてそんなに大量死したのでしょうか。
かわいそうだし、もったいないし、このニュースを聞いて泣きたくなりました。