12月2日玄海原発ゲート前に午前11時にいらしてくださいとのことです。抗議文を渡すそうです。
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 MOX燃料は、そのままでも安全というわけではないですが、核分裂をさせた後よりはずっと危険性が少ない、いったん核分裂させてしまうと、それをどうするのか、全く行き先がない。
  従来のウラン燃料の“燃えカス”は、“再処理”するのだといって、再処理技術がないのに原燃=国が作った六ヶ所再処理工場サイトに持ち込んでいたけれども、使用済みMOX(ウランと再処理しすぎて余ってしまっているプルトニウムを混ぜたもの)燃料は、ウラン燃えカス再処理とは再処理方法が違う。このことは経産省も認めていて”第二再処理工場”を造るのだなどと立地のあてもないのにばかなことを言っている。ということはどういうことになるか。燃えカスは佐賀玄海原発サイトに永久に置かれ続けることになる。
 あさって12月2日、先日試験稼動を始めたプルサーマルを本格稼動すると、九州電力=国は言っている。外国でプルサーマルの例はあるけれども、”燃焼度”が違う、
玄海で使用し始めているMOXの製造を依頼した先のフランスのメロックス社は欠陥品を多く出しており、同じこの会社のMOXを関西電力が自主的に検査したら不合格品が3割あった。九州電力は自主検査せず、国が使っていいと言ったからいいんだと強弁している。だが国に何も基準はない。
 プルサーマルとは限らないが、この国の原子力政策は特に(地震国なので)負けるとわかっているのに無謀にも始め、負けることがわかった時点以降更に3年も続けたあの戦争の指導者たちのそれと同じメンタリティーによって“推進”されている。