* 電事連が、自然エネルギーによる電気の買取は電気料金に確実に反映させられなければ困ると言っているそうですが、それは仕方がないのかもしれません。自腹を切って太陽光発電をしている人が”損”をすることは避けなければならないという意味で。税金を有効に使ってほしいとはおもいますが・・・もっとも電気量って実質は税金ですよね。

 ↓以下はひろぴさんのブログから転載しました:


4/5 (日)のイベント紹介のURL!


http://yaruzo.weblogs.jp/report/2009/03/post-42c9.html  

こちらに内容は載っていますが、地球環境イニシアティブ(GEIN)では、「日本の未来を明るく変える為、毎月100円出すよ!」という「やるぞ!日本!Yes100円!宣言」を集めることで、自然エネルギーを普及拡大するための大胆な政策が実現できるよう、後押しするため、「やるぞ!日本!」キャンペーンを開始しましたアップ


再生可能エネルギーとは、太陽光や太陽熱、風力、バイオマス、地熱、水力など、自然の力や再生可能な資源を利用するエネルギーの総称です。再生可能エネルギーは、有限である石油や石炭などの化石燃料、ウラン燃料とは対照的に、資源を枯渇させずに利用することができます。


去る2月に経済産業省が太陽光発電の普及を進めるため、家庭で発電した電気を電力会社に買い取らせる制度を創設し、2010年度までに始めると発表しましたビックリマーク

概要は現在、電力会社がサービスとして買い取っているのを義務化したうえで、価格も2倍程度に引き上げる¥電力会社としてはコスト増になり電気料金に転嫁されるが、値上げ幅は標準家庭で月額数十円から100円程度に抑えられる制度内容にする方針とのこと。


買い取りの対象は太陽光発電設備を設置している家庭のほか事業会社、学校などで発電しても使い切れなかった余剰電力分。現在の買い取り価格は家庭用の場合、1キロワット時当たり24円程度だが、これを50円弱とし、期間は10年程度を想定しています。


家庭用太陽光発電設備の設置費用は現在250万円程度で、国や自治体の補助制度と電力買い取り制度を併用すれば、15年程度で設置費用を回収できる計算となり、普及が進めば設備コストも値下がりすると見込まれるため、買い取り価格は段階的に引き下げられるとのことです。


この制度導入に電気事業連合会の会長(関西電力社長)に制度実現への協力を要請したところ、「買い取りコストを確実に料金に反映できる仕組み」を求めたうえで協力する考えを示したそうです。


実際、毎月の電力料金が100円程度上がるわけで、その流れを受けての「Yes100円!宣言」のイベントも開催する模様ですね。


電力問題については私も色々と書いてきましたが、世界一高い日本の電気代、原子力問題、そして一般家庭用に比べて3割程度の料金で格安で使えば使うほど、安くなる産業界の電力料金等々、問題提起してきましたひらめき電球

再生可能エネルギーに本腰入れてシフトしていくためには電力供給側の問題もクリアしていかねばなりませんが、中でもリスクが高く、永久的に維持管理費のコストがかかる原子力問題を考えずにはいられませんビックリマーク


我々が日頃支払う電気料金の中には電源開発促進税というものもあり、本来はこの再生可能エネルギー開発に充てられて然りなのですが、原子力開発に比重が置かれていたのも事実ではあります。

リスク、コスト共にかかるものから、シフトをしていけば、今回の買取制度実施においても値上げはせずに(あるいは値上げ幅も縮小)できるものかと思います¥


私も今回、敢えて「Yes100円!宣言」に賛同したのも、こうした問題はなかなか細かいところまでは公にされなかったりもあるので、様々な方々と繋がって、たしかに一筋縄ではいかない問題ではあるのですが、少しでも良い環境を次世代へ残していくキラキラ

そんな思いで参加してきたいと思っています虹