達増知事定例記者会見にて【3月26日岩手日報朝刊22面記事転写】

【【高レベル廃棄物処分場  知事「受け入れる考えない」】】

達増知事は25日の定例記者会見で、高レベル放射性廃棄物の最終処分場について「受け入れる考えはない」と言明した。2007年の就任以来、同問題で達増知事が県の姿勢を示したのは初めて。
達増知事は「最終処分場、それに関連する調査を受け入れる考えはない」と述べた。県内の市町村が立地を名乗り出た場合でも、受け入れを拒否する姿勢を示した。
最終処分場はガラス固化体にした高レベル放射性廃棄物を300メートルより深い地層に埋める施設。30年代の操業開始を目指しているが、選定は難航している。
最近では3月に福島県の楢葉町長が、国から要請があれば誘致を検討すると記者会見で表明した。本県への誘致の動きは表面化していない。