吾輩は猫である・・・・
この夏目漱石の小説を読まれた方、多いと思います。
先日、娘の学校でこの「吾輩は、猫である」「徒然草」この二つのどちらかを選んでレポート10枚以上を書くという宿題があったのです。
すると、そうそう、確かおじいちゃんの読んでいた本にあるよ。と手渡されたのが、、、、、、百科事典のような「漱石全集第一巻」
その後、家で読んでいたのですが、「どうも頭に入らない」「これってみんな一緒?」と娘は、つぶやいていたけど、「同じ話なのだから違う訳ないやん」と取り合わず・・・・・日にちが、過ぎていました。
そのうち、レポート提出日も近くなり、焦ってきて、昨日、学校に持っていたそうです(休み時間・学校の往復の時間も費やさないと間に合わない)
帰ってくるなり、「お母さん、みんなにビックリされた~」「そりゃそうでしょ。持って行ったの?重たいやん」
そうなんです。その本は、重さ約1kg超えてます!!!
大きさも大きいし、とにかく重い
それだけじゃないと訴えてきた内容を聞くと、みんなと中身が、全然違った。
どういうこと?????
そうなんです。
あまりに昔の蔵書ような本なので見てみると全ての文字が、旧漢字・旧かなづかいそして漢詩のように漢字が、90%近く使用されていました。
百人一首のような文字言葉。
読みにくいはずです。
言う→云ふ
計画→計(書くの文字の旧漢字)横にふり仮名も打っていますが、「けいくわく」と打たれていました。
見当→見(当の文字の旧漢字)
帰ってきた父に文庫を購入したほうが、早く読める旨を訴えようとしましたが、
娘「学校に持っていいたらビックリされた」
父「そうやろ。そんな蔵書を持っていったらみんな尊敬のまなざしやろ~」
私・・・・・食事の用意をしながら台所で(笑)
娘「そういう意味じゃなくって~」
2人で話をしていましたが、もう、100ページ近くも読んだので段々、旧漢字・旧かなづかいにも慣れてきたという話題に段々、変わっていき、そのまま読むようになりました。500ページ近くあるようなので頑張ってね~~
結局、今日も娘は、約1kgの漱石全集を学校に持って行きました~