麻生太郎財務相は12日、衆院本会議での財政演説で、安倍政権の重要課題を「人口減少の克服と地方の創生」とし、法人税改革などの成長戦略により「日本経済を確実な成長軌道に乗せる」との決意を表明した。
消費税率10%への再増税は延期したが、市場や国際社会での国の信認を確保するために、2017年4月には「確実に実施する」と強調する。
経済の現状は「好循環が確実に生まれつつある」と説明。昨年末の政労使会議を踏まえて賃上げの流れを継続し、生産性の向上や賃金体系の見直しも必要との認識を示す。
日本の財政は「きわめて厳しい状況」と指摘。歳出、歳入両面から着実に財政健全化を進めたことで、15年度予算案では基礎的財政収支の赤字を半減する「財政健全化目標を達成する」との見通しを示す。20年度までに基礎的財政収支を黒字化する目標も堅持する。 産経新聞
地方公務員の皆様、いま、あなたたちは、地方では赤い貴族と言われていることをご存知ですよね。
麻生総理が本気になると、怖いことが、待っていますよ。
政労使協議の中に潜り込んでいたつもりでしょうけれど。もうバレバレですよ。
地方において、基礎的財政収支を黒字化 するためには、どうすればいいかなんて、麻生総理はとっくにご存知です。
閣下はエネルギー革命で衰退し、赤字を抱えた炭鉱企業を整理し、見事に変革を成し遂げた企業のオーナーでもあるんですよ。
地方都市で大抵が一番の職員を抱え、最大の赤字を抱える企業 ○○市町村役場の社員が、東大出身者の平均給与とほぼ変わらない所得を得ているなんて、都会の大企業並みの給与を得ているなんて、あり得ますかと、仰っているんですよ。
私たち民間企業がこの20年やってきたことを、○○市町村役場でもやりますと仰っているんだと思います。
同一労働、同一賃金の基準を当該市町村の民間企業に求めれば、地方財政はたちまち健全化します。
「民の竈の精神」を地方公務員に求めていらっしゃるんですよ?
賃金が下がれば優秀な職員が集まらない?冗談じゃない。あなたたちが優秀だったことがあったんですか?
民間の給与が上がり、税金が集まれば、あなたたちの給与も上がりますと、仰っているだけです。
零細企業並みの財政体質なのに、給与だけは保証されるなんてことはもうありませんよと仰っているんです。
違うかな?(ちなみにいつも論議になりますが、公務員の給与を下げてもその分を公共投資、福祉に回せばGDPは下がりません。地方の民間企業で働く人にとっては夢のまた夢の、給与の一部を貯蓄に回している公務員の給与に手を付け、その3/1を財政健全化に、残りを公共事業に回せば、経済は活性化します。民間では20年かかりましたが、行政が行えば加速度がつくでしょう。)
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