-1354-サヨナラ僕の美少女よ | 三角山通信

三角山通信

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風呂の蓋をとると、お湯が茶色だった。誰だ、泥だらけの体でろくに洗いもせずに入ったのは、怒り狂って裸で飛び出してゆくと、「有馬温泉の素を入れたのよ」とマエミツをとられて送り出された。ありまー。(これだけは言いたくなかったが) Rickyが目にいれても痛くないLisaちゃんがくれた温泉の素、子供たちが正月に帰ってくるまで使わないでおこうと、どうしても使いたい場合は10ℓにつき半袋ときつく申し渡してあったのに、妻と娘が湯水の如くつかっている。見るともう4袋しかないではないか。再び飛び出してゆくともう台所には誰もいなかった。ありまー。妻はまたなにか仕事を考えているらしくいつのまにかいなくなり、俺は昔を懐かしみタイガーズを聴いている。イナイイナイバーバとノスタルジジーのセコイ午後である。(タイガーズはせこくない)