経営改善計画と銀行の本音 | 負債140億から生還した三條慶八のブログ

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【経営改善計画と銀行の本音】


企業の業績が悪くなると

リスケを要望する事がある。

その時に経営改善計画を

認定業者から提出してもらい、

銀行は承認して同意する。


会社の過去の分析を通して

今後の経営改善策を策定する。

数年後、正常な経営が出来る様に

計画を立てる。


マニュアル化された書類で

画一的なものを提出する。

いつもそれを拝見して

本当にその通りに行くのか

疑問に思う。

実際にどうなのか

いつも銀行員と話をする時に

色々聞いてみる。


必ず提出してくださいと

言ってくる銀行員もいる。


それには理由がある。

そのお墨付きの計画書を

提出してもらえば、

自分の責任範疇外になる。


実態は上手くいっていない。

先日もバンクミーティングで

メイン銀行から改善計画書を

提出をして欲しいと言われた。


その必要性はありますか?と

私は問いただした。

計画書を作る時間と費用を考えると

もっとやるべきことが

あるのではないかと主張した。


一番大切な事は、

この会社を再生して

借りれ金を返済出来る会社に

する事ではないですかと問うと

多くの銀行が賛同してくれた。


メインの銀行の方も

実際は上手くいってない

と帰り際に正直な話をされた

当初の趣旨と違った

可笑しな制度になっている。


中小企業を助けるための

制度と言うより

銀行員の役割を削減して

責任回避させている

制度になっている。


株式会社 Jライフサポート

        三條慶八

http://jlifesupport.com

■『会社と家族を守って借金を返す法』(フォレスト出版)
第1章ダウンロードプレセント
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■資金調達・返済の銀行交渉術

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