前編のおしまいが、チョイと波乱の波紋を広げそうでございますが、さておき
雨模様の中をお出掛けするのに、チバニアンだけじゃ淋しいので。何かめぼしいネタがないかと漁ってみたら
は? ワイルドポーク? なんだそれ?
地元に巣くう田畑、山林を荒らすイノシシをとっ捕まえてジビエ料理にしちまおうっ!という企てのようでございます。イノシシならワイルドボアだと思いますけど、その辺は
『ワイルドボアと言っても市民の皆様ナンか・・・、へっ!、分からないだろうし 』
というお役所の忖度かもしれません。知らんけど
取り敢えず、地元の飲食店がイノシシ肉を、それこそどう料理するかの腕比べみたい
これは、期待していいのかな?
イノシシなんて秩父か伊豆にでも行かなきゃ食えないかと思ったら、なんと県内で食えるのね
チラシを手に入れ、さあ、どこに行こうかな?
web上でも案内があるのでございますが (https://wildpork.jp/) 、細かい点がよくワカラン!
お店に入って『ここのワイルドポーク料理ってえのは、どんな料理ですか?』と確かめて、気に入ったら入店でございます
まずは幟のあったお蕎麦屋さんで。お勧めは【イノシシ三昧】でございましたが、それを喰っちゃあ先がモタナイ。なので、イノシシ肉つけ汁蕎麦、だったかな?
だし汁に、揚げたか焼いたかしてパリパリと香ばしく仕上げたお肉が。
細めの蕎麦が大量で嬉しい。だし汁が絡んで、こりゃオイシイ。蕎麦そのものがウマいから、こりゃイケるのでございます
と、
単品で頼んだ、蕎麦粉のイノシシコロッケにイノシシウィンナー
・・・? う~~~ん・・・イノシシである必然性が・・・
その後、何軒かのお店を回ってみましたが、どうにも食指を動かす料理のお話が聞けませんでしたけれど!?
いずこのお店の料理も『ワイルド!』とは言い難いものばかりだし
結構にぎわってたラーメン屋さんでは
手前のツクネがイノシシ肉なんだって。
いやはや
総じてどのお店も、あまりチカラが入ってる様子が感じられないのでございます。
同行のオバチャン仲間も『こういうのってさ、行政が商工会とかにハタフリしてやらせてるんじゃない?お店主催だったら、もっと気合入ってると思う』とコテンパン。媚もそう思うのでございます。 (個人の感想です)
チバニアンで濡れた坂道を足元を気遣いながら歩いたせいで、そこそこお腹もすいてるんだけどなあ。どうしたものかなあ。
時間も時間なので、帰路、途中の道の駅へ。
なんとも愛らしい太巻きずしを発見いたしました。
さーっそくお買い上げぇ!。【まつり寿司】だっけ?違うかな?ま、いいや。
ふたを開けるとこんな感じ。
たしか、お祝いの時などに作られるお寿司だったと思うのでございます。気になる方はご自身で調べてくださいませ
その他に、おや!?こんなものが?
結構お値打ちな価格でございましたけれど、喰ってみてビックリ。
すんごい脂なんだけど、厭らしさがなくて、赤身肉本来の旨味がギュギュギュっ!と迸るのでございます。恐らくブタさんじゃ、コウはいかない事と思うのでございます。
イノシシ肉ってぇのは、こんな感じの肉なんだ!って、今日、初めて思い知ったのでございます。
そうそう。かつてイノシシ肉をヤマクジラと称したのは、食感が似てるからかも。今は手にできるクジラのたれの方が処理の都合上固いけれど、ネ。あ、クジラのたれってぇのは、言ってみりゃクジラのジャーキーでございます。千葉県南部の道の駅とかで購入できるので、探してみてね。
ほかにも、売り切れてて買えなかったけど、サラミもあるそうだから次に機会があったら買ってみよう!っと。 (道の駅、あずの里市原)
あちこちとお店巡りしたけど、イノシシ肉を旨く食わせてくれたのは、なーんの事ぁない道の駅の店頭商品だったってぇなぁ、いちはらワイルドポーク推進部会サンにとっちゃあ、痛恨のことでございましょうなぁ。(個人の感想です w )
おまけ
オバチャン仲間との無駄話で、房総半島のそこここでダチョウが飼育されてることから
「農産物被害の元のイノシシやシカと、ダチョウを合わせて、猪鹿蝶ならぬイノ・シカ・ダチョウでジビエってぇのは、どうかなと」とツブヤイたのは媚でございます。なんの役にならない(たたない)のは毎度のことでございます