知っていること 出来ること | 三代目 緋藻汎亭 媚庵

大病を患った友達が、さいわいにも回復いたしました。

自身の力で歩くことも出来るのでございますが、普段は車椅子使用でございます。

障碍者手帳貰っておりますが、ふと

「障碍者年金の給付は受けているのでございますか?」と尋ねてみたのでございます。

答えは『No』でございました。

そういった制度があるのは知っているが、自分が当てはまるとは思っていなかったし、給付開始年齢に達していないからって。

老齢年金とゴッチャ。知られていないって恐ろしい事でございます。

分かる範囲で教えてあげて、「アリガトウ、じゃあ今度手続してみるね」と別れて来たのでございます。

で、かれこれひと月も過ぎようという頃に、手続きはどの様にするの?とメールが届きました。

役所の年金担当課で請求書などを貰えることは存じておりますが、ええっと、実際にやったことはございません。なのでメールでの回答もネットで調べればわかる程度の事しか出来ません。


だけど、さあ。

要介護でヘルパーさんが来たりしてるのに、誰も教えてくれてないってのは、どういうことでございましょう。たまたま今度は、お節介な媚みたいなのがいたから請求手続きも開始されましたが、そうでなかったら貰えるものも貰えないで済まされちゃってたのでございますかねえ。

病院とか、ケア・マネージャーとか、こういう制度の事は当然知ってるでしょうに、なぜそれを一言声かけてあげなかったのかなあ。

余計なお世話かなと思っても、取り敢えずは声を掛けるのってアタリマエだと思うんでございますけど。

ちがう?