「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」中国大使に内定のテリー・ブランスタッド(アイオア州知事)は親中 | 護国夢想日記

護国夢想日記

 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

「宮崎正弘の国際ニュース・早読み」
平成28年(2016)12月8日(木曜日)弐
通算第5125号
~~~~~~~~~~~~

中国大使に内定のテリー・ブランスタッド(アイオア州知事)は親中派
テリーは1985年から習近平と付き合いがある人物
************************


アイオア州は農業国。農作物の輸出で州の経済がもっているところあり、トランプが辛勝した。州知事はテリー・ブランスタッド。

 

 

農業ビジネスの交換など米中外交に一環としてアイオア州と中国の河北省は姉妹州という友好関係がある。

 

なぜなら1985年に、まだ河北省の幹部でしかなかった習習近がアイオア州のムスカティルという村のサツマイモ栽培農家にホームスティした経験があり、2012年2月に習近平が訪米した折、わざわざこの農家を訪ねて親善ムードを盛り上げたものだった。

2011年に訪中したテリー・ブランスタッド知事は、当時「副主席」だった習近平と会った。その席で翌年訪米の際にアイオア州の農家を訪問するスケジュールなど意見交換がされたという。

それだけの因縁だが、中国のメディアは「大歓迎」の論陣を張りだした。

 

旧知の友人が新中国大使に任命された。だから米中関係はうまくいく、トランプは対中強硬派にみえて、じつは親中路線を踏襲するだろう、という楽観論が紙面を蔽いだした。

じつは12月6日、ブランスタッド知事がトランプタワーによばれたおり、中国はトランプ次期大統領が台湾の蔡英文総統の電話会談直後だったため対米感情の悪化が伝えられていた。

 

このタイミングで指名発表が報じられたため、台湾問題は、中国語のメディアから霞んでしまった。

ただし、アイオア州事務所は、この人事は正式なものでなく、確認が取れていないとしている(サウスチャイナモーニングポスト、12月8日)。
○○○○み○◎□◇や▽□○◎ざ○◎○□き△□▽▽