◆書評 :『日本統治下朝鮮の戦時動員 1937-1945』(草思社) | 護国夢想日記

護国夢想日記

 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

◆書評 ◇しょひょう ▼ブックレビュー ◎BOOKREVIEW◆ 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 韓国近代史の空白領域に挑む少壮のアメリカ人学者の勇気
  強精連行ではなく日本統治下の戦時動員は「志願制」だったという客観的事実

  ♪
ブランドン・パーマー著、塩谷紘訳
『日本統治下朝鮮の戦時動員 1937-1945』(草思社)
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

 いまの韓国は反日一色。真実の研究は「してはいけない」ことになっている。


  朝日新聞さえ、ついに否定した「強制連行」と「従軍慰安婦」、ついで「性奴隷」をいまも、世界に向かって拡声器のようにがなり立て、大統領は世界を告げ口で行脚している。


 戦時下の動員は、その実態が知らされず、研究文献もなく、つまり「英語圏でも、歴史文献から完全に抹殺されている」と著者のパーマーはいう。


 この韓国近代史の「空白領域」に挑んだ少壮のアメリカ人学者の勇気と努力を称えたい。


 「動員体制」は強制力を伴わない、志願制度であって、戦後の歴史文献がこれら重要なことがらを抹殺し、歴史を改ざんしたことは、いまや明らかであるのだが、その「志願制」だったという客観的事実を見てみないふりをしてきたのが韓国、そして中国も同じ穴の狢ということになる。

 「日本の朝鮮支配は、決して絶対的なものではなかった。まず戦時動員にあたって、朝鮮人民に協力と承諾を求めた」。だから「朝鮮人には協力するか否かを自ら選択する権利があった」という事実が、浮かんでくるのである。


 この真実を韓国は徹底して隠蔽している。
 「植民地朝鮮に関してハングルおよび日本語で発表された研究には、強制動員論に与するものが圧倒的に多い。


  関連の著作や刊行物は、強制労働、従軍慰安婦、そして朝鮮人搾取にかかわるその外もろもろの問題に焦点を当てることによって、今なお民族史観的パラダイムを流布し続ける。


  韓国政府は、このパラダイムを広く韓国の大衆に伝えるために博物館や公的記念碑を管理し、「日帝強占下強制動員被害真相究明委員会」や独立記念を含む研究機関、施設を財政面で支援している」ことになる。


 つまりでっち上げの上塗りを韓国は官民挙げて行っているのだ。


 また本書の特色はイギリスやフランスや、列強が植民地で兵隊を強制動員し、戦争では前線で戦わせた事実を対照的にたんたんと検証・比較している。この部分も非常に重要である。
     ◇○

検証 日本統治下朝鮮の戦時動員1937-1945
ブランドン パーマー
草思社
売り上げランキング: 27,363