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偽善と欺瞞に満ちた現代日本の世相を象徴するかのような言葉狩について都度思いついたら書き綴ることにした。物事の本質を隠蔽するこの言葉狩は現代のみならず過去の文献にも及んでいる。それは歴史の現代的視点による破壊でもある。
本朝ＮＨＫを見ていたら＜アルコール依存症＞の社会問題について語っていた。
この＜アルコール依存症＞という言葉ほど偽善と欺瞞はない。
依存って何なんだ！つまり依存せざるを得ない人間の弱さを当然としてその依存と言う言葉に被害者意識を投影しているのだ！僕は絶対に＜アルコール依存症＞の言葉は論文であろうと絶対に使わない。歴史的な言葉＜アルコール中毒あるいはアル中＞が正しい。
人間が自制心を欠いてアルコールを過度に飲み、それは自己破壊どころか周囲にどれだけ迷惑をかけているか考えるが良い。だから侮蔑を含めた歴史的言葉が本人に落伍者であること性格破綻者であることを自覚させる効果があるのだ。
誰もが＜アルコール中毒あるいはアル中＞と呼ばれる不名誉を恥ずかしく思うだろう。それこそが自制心を自分に植え付けるのだ。依存症という限りそれは自分は悪くない、アルコールに依存する自分は犠牲者であるという開き直りがあるのだ！
日本の世の中、自分が悪いのにすべて周囲に責任を転嫁するものが増えている。まさにこの言葉狩アルコール依存症はまさにこの＜僕は悪くない＞と言い直る恥ずべき風習を植えつけているのだ！
是非＜アルコール中毒あるいはアル中＞の言葉を大声で日本中に轟かそう。恥を忘れた人間ほど世の中に害悪を齎すものはないのだ！
悔しかったらアル中と呼ばれないように禁酒せよ。節制せよ！アル中で家の中の平穏を乱すＤＶやセクハラ父親に向かって子供達よ＜アル中＞親父と呼んで酒を取り上げてやれ！
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