2年くらい前
銀座線末広町駅のホームの壁に描かれていた絵を見てびっくりした。
秋葉原近くの駅だからといって駅のホームに家電の中でアグレッシブに舞うレディを描いた前衛的な絵には驚いた。末広町駅を通勤で使うサラリーマンやOLはこの絵を見て何を感じて来たのか、それともこの絵に何の感情もわかなかったのか。
俺はその背景も含めこの絵の虜になった。
そして1つの疑問、他の地下鉄の駅にもこういった絵が描かれているのだろうか。
こうなったら色んな駅の色んな絵を見てみたい。
先ずはこの地下鉄ホーム画、全ての始まりとなった末広町駅がある
『銀座線』で探してみた。
最初にホーム画を見つけたのは
【溜池山王駅】
20年前1997年9月開業、銀座線が出来てから70年後に追加された唯一平成に作られた駅。
写真の枚数限られているので全部見たい方はこちらをどうぞ↓↓↓
そして渋谷方面の壁にはスイスの風車、モンサンミッシェル、サクラダファミリア等、世界の観光名所が描かれている。
普段乗り降りだけで使う駅、壁の絵など気にせず過ごしていたが、一回電車を降りて次の電車が来るまで東京旅行、世界旅行に想いを馳せてみるのもいいのでは。軽やかに華やかに絵が描かれているので楽しい気分になれる。
【三越前駅】
壁の絵は無かったが
しかし「次は かんだ」という文字は漢字と平仮名なのが味があって良い。
【神田駅】
【末広町駅】
そして楽しみにしていたお目当の末広町駅
【上野広小路】
これはライバルデパート三越の「三越前」という駅に対抗して後に「松坂屋」がお金を出して共同で作った駅。だからこの副駅名が「上野松坂屋前」らしい。ライバルに対抗して駅を作っちゃうなんて当時のデパートの勢いは凄かったんだと感じさせられる。
【上野駅】
ホームの絵はないが上野駅は改装が進んでいる。
ホーム落下防止柵がしっかりとついてあり、そこには
上野公園の桜の絵も描いてあり電車を待っている間も見ていて楽しい気持ちになれる。
今回銀座線に乗っていちいちホームに降りて探して見たが、壁など改装工事している駅が多くて残念だった。
日本初の地下鉄銀座線、開業してから約100年。
そりゃあ改装工事もするよね。時代時代によって改装されてきたと思うが2020年東京オリンピックもあるし今また急ピッチで綺麗にしているんだろうな。
まぁ、この銀座線のホーム画の旅は改装終わった後にまたやってみよう。
新しい発見があるかも知れない。