「ALWAYS 三丁目の夕日」をみてきました。
ふわっとしたあったかさのある映画ですね。
原作の漫画は読んだことないんですが、いい映画になっていると思いました。
実は予告編を何度か見て、よくあるなつかし系の映画かな、と見くびっていました。
そのあと、何度か話題になっていたりして見たい気分が盛り上がり・・・(単純ですね)
「特ダネ」で小倉さんがオープニングで取り上げていたりしてましたしね(この映画日本テレビ製作なんですが・・)
ということで今日は本当に楽しみにしていました。
昭和33年というと、僕なんか生まれるはるか前で、むしろウチの親父が小学校あがった頃なんですが、こんな時代もあったんだなーという感想です。
今の僕がぜんぜんみたことのない世界ですね。
堤真一さん演じる鈴木オート社長が
「戦争だって終わったんだ、でっかいビルヂングだってきっとできる」
と言っていたのがすごく印象的でした。
ちょっとほろっときました
そういう思いを抱いて歯を食いしばってがんばったからこそ、高度経済成長時代を迎えることになるんだなー
と当たり前すぎる感想を抱いてしまいました。
それで、映画の話です。
堤真一と吉岡秀隆いいですね!
前半はちょっとコミカルに、でも後半はじーんとするいいお芝居でした。
吉岡秀隆と須賀健太くんの距離が縮まっていくあたりが好きでしたね
「ひとにやさしく」以来だけど、須賀健太の熱演は必見です。
あとしょっぱなからもたいまさこのタバコ屋のおばちゃんにかなり笑いましたね。
実際でてる時間は少ないのに、あんな存在感がある。
しかも違和感がない。昭和に。笑
あとは「野ブタ。をプロデュース」の掘北真希
ドラマの役かなりうけます。今回セリフも多てくいいですね。
ほんとに青森の田舎からでてきたような素朴な見た目が好印象。いい演技です。
気になったことは
3種の神器、テレビ、冷蔵庫、洗濯機
町の修理工場の家にこれがぜんぶそろってるのはけっこう疑問でした
(もうかってるのかな?鈴木オート)
でもこういう家電がはじめて家に来たとき、どんな気分だったろう。ipodの比じゃないですね。
こういう驚きを世の中に与えようとずっと思っていた松下幸之助さんのことを思いました。
こんなサプライズをこのあと日本に何度起こせるだろう。
ストーリーは淡々とゆっくり進むイメージでした。
大人の方もかなり楽しめる映画ではないでしょうか。
おすすめです。
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