原動力(マデイラ東北復興支援ライブ)
今日は西八王子のHANA-Bでビーグルさん主催のカフェライブだった。
来てくださった方々、ビーグルさん(うちの息子の遊び相手までしてくれて!)本当にありがとう~!
さらにうれしかったのは、最初は調理の音が大きかった店内がいつのまにか静まりかえって
店長さんらがとても温かい対応をしてくださったこと。
とってもいいお店でした!
またライブさせていただきたいと思いました~。
ここで、忘れないうちに16日のマデイラでのライブで感じたことを書こう。
実際、出演者、飛び入りのギターとバイオリンのデュオも含めて、皆さんとても思いいれ
たっぷり、熱意のこもった演奏と歌で、あっという間に10時半近くまでライブが長引き
でも幸福感と一体感に包まれたすごい体験でした。
各ユニットについて書き始めたら、なぜかぱーんと日記が飛んで消えてしまったので
とりあえず感じたこと、感銘を受けたことを書いておきます。
西垣恵弾(バイオリン)さんと岡市 尚士(ギター)さんのユニットのおはなし。
岡市さんは以前は東京で活動するミュージシャンだったが震災の前の年から岩手県山田町で定置網の漁師となって。震災のときは消防署員として救命やたくさんの遺体の回収もし、目の前で津波に祖母を流されて失うという経験をされたと。
がれきの中から津波に流された自分のギターを見つけ、そのギターを洗って今実際に演奏に使っているのだそうです。
裏がわはひび割れがいっぱいなのだそう。
HAPPY TOCOさんたちは仙台で被災者の方々に慰問コンサートなども行っていたが
ある小学校ではそこの子供達に将来の夢を書かせて、それを集めて歌を作り
子供達に歌ってもらったのだそう。
その子供たちは津波が来たとき、学校の裏山に逃げ、すぐ足元まで迫ってきた津波と轟音と寒さに震えながら一晩、身体を寄せ合って過ごしたと。
先生とお友達も数人亡くし、そんな子供達なのにとても明るいのだと。
子供達が歌うその夢を託した合唱を町のひとたちに聴かせて、町の人たちも子供達のエネルギーに元気をもらっていたようだったと。
そう報告をされながら涙ぐんでらっしゃいました。
今回初めて一緒に演奏をしていただいた木村純さん。
50歳のときに3700万円もの負債を会社から負わされて、解雇され、そこからストリートミュージシャンとしてゼロから歩き始めたというすごい人生を経験されていて。
そういう社会の弱者の心の痛みがわかるかただから、とても優しく、熱心に援助が必要な人たちに手を差し伸べてくださるのだろうなと感じました。
演奏ももちろん素晴らしいギターで!リハの時に一緒に歌ってデュエットしてくださったのが本当にうれしかったです!
今回、声をかけてくれたボーカル仲間のizauraさんも。
いろんな苦しい経験をエネルギーに換えて、さらに歌声にも磨きをかけて輝いてました。
ソーケンの社長さん自らの被災地支援の報告も、びっくりするくらい
現地の方々と細かく密に接してらして、驚きました。
さらに印象的だったのが。
マデイラの会社の社長さん、店長さん、その奥さん、スタッフのかたがた。
皆さんが、世の中を音楽で動かそう!という気合いでいっぱいだったこと。
こういう方達が音楽家を支え、そして音楽が人々を支えていくのだと。
なんだか新しい音楽の奇跡を体験した夜でした。
みんなの気持ちがひとつになって、そこに音楽が落ちてくると
花火のようにバーンと打ち上がるということを見た夜でした。
あの気持ちをずっと忘れないで。
震災のことを忘れないでいよう。
来てくださった方々、ビーグルさん(うちの息子の遊び相手までしてくれて!)本当にありがとう~!
さらにうれしかったのは、最初は調理の音が大きかった店内がいつのまにか静まりかえって
店長さんらがとても温かい対応をしてくださったこと。
とってもいいお店でした!
またライブさせていただきたいと思いました~。
ここで、忘れないうちに16日のマデイラでのライブで感じたことを書こう。
実際、出演者、飛び入りのギターとバイオリンのデュオも含めて、皆さんとても思いいれ
たっぷり、熱意のこもった演奏と歌で、あっという間に10時半近くまでライブが長引き
でも幸福感と一体感に包まれたすごい体験でした。
各ユニットについて書き始めたら、なぜかぱーんと日記が飛んで消えてしまったので
とりあえず感じたこと、感銘を受けたことを書いておきます。
西垣恵弾(バイオリン)さんと岡市 尚士(ギター)さんのユニットのおはなし。
岡市さんは以前は東京で活動するミュージシャンだったが震災の前の年から岩手県山田町で定置網の漁師となって。震災のときは消防署員として救命やたくさんの遺体の回収もし、目の前で津波に祖母を流されて失うという経験をされたと。
がれきの中から津波に流された自分のギターを見つけ、そのギターを洗って今実際に演奏に使っているのだそうです。
裏がわはひび割れがいっぱいなのだそう。
HAPPY TOCOさんたちは仙台で被災者の方々に慰問コンサートなども行っていたが
ある小学校ではそこの子供達に将来の夢を書かせて、それを集めて歌を作り
子供達に歌ってもらったのだそう。
その子供たちは津波が来たとき、学校の裏山に逃げ、すぐ足元まで迫ってきた津波と轟音と寒さに震えながら一晩、身体を寄せ合って過ごしたと。
先生とお友達も数人亡くし、そんな子供達なのにとても明るいのだと。
子供達が歌うその夢を託した合唱を町のひとたちに聴かせて、町の人たちも子供達のエネルギーに元気をもらっていたようだったと。
そう報告をされながら涙ぐんでらっしゃいました。
今回初めて一緒に演奏をしていただいた木村純さん。
50歳のときに3700万円もの負債を会社から負わされて、解雇され、そこからストリートミュージシャンとしてゼロから歩き始めたというすごい人生を経験されていて。
そういう社会の弱者の心の痛みがわかるかただから、とても優しく、熱心に援助が必要な人たちに手を差し伸べてくださるのだろうなと感じました。
演奏ももちろん素晴らしいギターで!リハの時に一緒に歌ってデュエットしてくださったのが本当にうれしかったです!
今回、声をかけてくれたボーカル仲間のizauraさんも。
いろんな苦しい経験をエネルギーに換えて、さらに歌声にも磨きをかけて輝いてました。
ソーケンの社長さん自らの被災地支援の報告も、びっくりするくらい
現地の方々と細かく密に接してらして、驚きました。
さらに印象的だったのが。
マデイラの会社の社長さん、店長さん、その奥さん、スタッフのかたがた。
皆さんが、世の中を音楽で動かそう!という気合いでいっぱいだったこと。
こういう方達が音楽家を支え、そして音楽が人々を支えていくのだと。
なんだか新しい音楽の奇跡を体験した夜でした。
みんなの気持ちがひとつになって、そこに音楽が落ちてくると
花火のようにバーンと打ち上がるということを見た夜でした。
あの気持ちをずっと忘れないで。
震災のことを忘れないでいよう。