★ネタバレ★Kazumasa Oda Tour 2008~「エコパアリーナ4/6 駿府攻めの段」 | 思い入れ★ホームシアター★日記

思い入れ★ホームシアター★日記

わ~い。ついに我が家にホームシアターが・・
6.1ch 80インチスクリーン。
その驚きの臨場感!!近所の皆さんごめんなさい。m(_ _)m

ekopa1


小田さんの歌聞きたさに、ぷらっとこだまでぷらっと静岡まで
行ってしまいました。

会場は、袋井 エコパアリーナ

のどかな山あいの体育館でした。
途中にあった山桜がきれいでした。
でも、駅からのだらだら登り坂はなかなかの距離。
駅徒歩15分なんて絶対にうそだよ~。
ジュピロのサポーターはエライ!
いや、年が違うか・・・。(^^;)

小田さんのツアーは実に3年ぶり。
私自身もおととしの有明コロシアムでの「クリスマスの約束」の
収録に参加して以来のコンサートである。
生小田も昨年の早稲田グリーの定演以来。

 久々のライブにドキドキと期待に胸躍らせ会場に入ると、
まずは、ステージの形に度肝を抜かれる。

 小田さんのライブは、たくさんのお客さんの顔を見て歌いたい
という(いつも同じ顔見て歌いたくないという説も・(^_^;))小田さんの
希望どおり毎回会場を横に使って、花道を隅々まで作るのだけど
今回は、より複雑。

会場のあちこちに花道でつないで、7~8カ所歌う場所があったかなあ。。
そして、メインのステージの後ろにもたくさんの座席。

なんとそこが、アリーナAとBなんだよね。
今回は、花道にあるサブステージで歌う事が多かったので、
そこの席は、ほとんど小田さんの背中見ていた事になるかも・・。

以前のライブで、

「チケットのAとかが取れた途端に勝ち!みたいな予想を
いつか裏切ってやりたい・・」

・・的な事を言ってた小田さん。
オークション業者の鼻をあかしてやりたいという事もあるのかな。

してやったりとイタズラっぽく笑っている姿が目に浮かびます。
ありゃ、今後の会場も予測不能だよ。。

そして、いよいよ開演!

相変わらず花道を駆使してのステージ構成だったけれど、
なんか、初日走りすぎてしまったんだって。
今日は、抑えめだったと思います。

膝が笑うとかも言ってました。(笑)

 お客さんも割とおとなしかったので、前回までのノリノリで
走り回って飛ばして行くライブとはちと趣が違いました。
 どちらかと言うと、じっくりしみじみとしたライブだったかな。
 
  もちろん あのクリアボイスは健在!

  どこまでもどこまでも伸びる高音の澄み渡る声は、
会場の隅々まで響き渡っていました。
 特に、花道を歩きながらの「いつかどこかで」は絶品でした。

 そして、これまた変わらず小田さんの人気は、健在!

 途中、歌いながらサブステージに立ち止まると
 そこは、にわかに無法地帯に。

 座席離れてサブステのまわりに群がるわ。群がるわ。
 ブロック丸ごと空になってしまう勢い。
 前の方で、会場の通路に降り立った時なんか、小田さんのまわりに
わ~っと人が集まって、手を差し出すその光景は、さながらキリストに
助けを求める群衆の様。
 「ベン・ハー」や「ジーザスクライスト・・」思い出してしまった。(^^;)
  (チャールトン・ヘストン亡くなったんだよね・・。合掌)
 あれ、スタンドから見たらかなりおもしろい光景だったのでは。
 
 そして、小田さん自身も期待にこたえて四方八方向いて手を
振ってました。最後なんて、くつ下まで脱いで走りだして・・。(^^;)
ほんとご苦労様です。

 曲目は、今回は、オフコース時代のかなり懐かしい曲も。

 「みんな知らないでしょう・・」

 を連発していたけれど、「愛のうた」や、「NEXT」、「倖せなんて」のを
生で聞けるなんて、私のようなオールドファンにはうれしすぎました。

 やっぱり、今回のライブは、還暦を迎えた小田さんにとっても
”節目”のライブなのだなあと・・。

 冒頭のフィルムも小田さんの歴史を振り返るものであったし、
小田さんのトークも今までの活動を振り返るものだった。

 初めて曲がアルバムになった時のうれしさ。
 一日中ギターを持ってつまびいていた頃、何となくできてしまった曲。
 日本語だけではなく、英語の歌詞を入れてみたいと作ってみた曲。
 まわりには叩かれたけれど、やっぱりやって良かったという映画。

 どれも小田さん的なちょっぴりシニカルなコメントを交えながら、
一曲、一曲じっくりと聞かせてくれました。
 
 そして、私自身にとってもどの曲もが私自身の歴史

 悲しかったこと。うれしかったこと。辛かったこと。
 1曲、1曲にいろいろな出来事が思い出されて、何十年もの長い年月、
考えてみれば、私のそばには、いつも小田さんの歌があったんだなあ・・
そして、いつもその歌に励まされたんだなあ・・と改めて感慨にふけって
しまいました。

 でも、そんな年寄りの懐古趣味に貢献しているだけで終わらない
ところが小田さんのすごい所。

 「こころ」
 「ダイジョウブ」
 「僕らの街で」
 
 ・・と最近のヒット曲も生でじっくり聞けました。
 
 特に、アガペラで歌い出した「ダイジョウブ」には感動。
半年間、朝、なにげに聞いていたけれど、改めてその歌詞に
元気づけられたりして。
 もちろん、ツアータイトルにもなっているめざましTVの
テーマソング「いつかどこかで」もフルで聞くとかなり
良い曲でありました。CDの発売が待ち遠しいです。

 途中、「若い!」という観客の声に、

「若い!といわれる事自体、年取ったんだなと思う。
昔はいわれなかった。」

 ・・などと言ったり、でっかく歌詞を書いたビジョンが後方に
あったりと、確かに3年前とはやっぱり違うなあという気も
するけれど、でも、毎度ささやかれるラストツアーではないなと
いう事は今回も改めて実感。
 
 確かに一年一年、体力的に衰えてくるのは仕方ないけれど、
そんな中でもあせらずあきらめず、一歩でも前に進むために
日々努力をしていく小田さんはやっぱりすごい。
 きっといつまでも歌い続けていくことでしょう。
 こちらこそ、ラストツアーにならないよう気をつけなければね・・(^^;)

 今回のツアーは、32万人規模とか。。

 実数何人が参加なんでしょうかね~。
 ・・で、私は、何回参加するんでしょうかね~(笑)
 はい。次は、5月の横浜です。