以前、「お客様は神様です」というフレーズが話題になったことがありますが、もし本当にお客様が神様なら、お金を頂くことは出来ません。
商売をやっている方なら少なからずご経験があると思いますが、問題児が出現します。とくに単価の安い飲食店で出現率が高く、お金さえ払えば何でも許されると思っています。
でもこれ、じつは自分自身が問題児を引き寄せているのです。なぜなら、あなたのお店に来れる人を限定していないからです。
最近は以下のような文章を掲げ、患者教育をしている院が増えています。これは症状の改善しづらい方の例でもあるのです。
患者教育と言うと語弊があるかもしれませんが、これは双方にとってメリットがあるのです。
最終的に健康を維持すのは患者本人だということを考えると、改善しづらい方から時間とお金を頂くのは、その方にメリットはありません。
同時に、こちらの方針に従えない方を改善させることは困難なため、そこに時間を費やすことと、お金を頂くメリットはないのです。もっと言えば、その場の氣も大きく乱してしまうのです。
※人の話を聞けない方
※横柄な態度の方
※自分の我を通す方
※痛みに執着する方
※本質を見ないで、すぐに治して欲しいと結果だけを求める人
※院の健康に対する考え方に共感できない方
※自分の健康に対する意識や意欲の低い方
※自分なりの固定観念や常識を打ち破る勇気のない方
※自分の体にお金や時間を掛けられない方
※約束を守れない人（遅刻、キャンセル）
このような内容を、初回カウンセリング時に予診票記入とともに読んで頂き、その反応を見ることで大抵の判断が出来るのです。
来るもの拒まず、という考えがすべて悪いわけではありませんが、これは個人の付き合いでも言えることで、時には断る勇気も大切です。
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