「自分の好きなことを
すればいいのよ」
息子にそう言いながらも
実はそれが一番難しかったと
思い出したサマンサです
ええ、うちの６歳の息子
５歳の時にね
「Ｕくん、しょうらい
かいしゃに
はいれなかったら
どうしよう…」と
切実な悩みがございました
そのちょっと前は
「Ｕくん、けっこん
できなかったら
どうしよう…」と
アラフォー男性のような悩み
って、アナタ
いったい何歳なのよ！！
あらっ、失礼
いやいや、うちの息子
背中にファスナーがあって
それを外すと
きっと髭の生えた
オッサンが
でてくるに違いないわ
まあ、そんなおよそ
保育園児とは
思えないような
悩みを抱える息子に
母サマンサは
こう答えましたわ
「Ｕくん べつに
会社で働くだけが
お仕事じゃないのよ
コックさんとか
お巡りさんとか
大工さんとか
パイロットとか
洋服屋さんとか
世の中には
いろいろな
お仕事があるの
だからＵくんが
大きくなって
自分の好きなことを見つけて
自分にあった仕事をすれば
それでいいからね」
「だって、Ｕくん
じぶんのすきなことなんて
わからないもん」
って、
５歳でわかってたら
苦労せんわ！！
はぁ～、はぁ～
まったくママなんて
４０年以上も
自分が何が好きで
何をしているときが
楽しいのか
全くわからなかったのに・・・
ブツブツ
「趣味はなんですか？」
「好きなことはなんですか？」
「なにかハマってるもの
ありますか？」
こう聞かれると
「ええっと…」と
言葉に詰まってしまう
みなさんはどうかしら？
すぐに答えられます？
好きなアイドルでも
何かを集めることでも
スポーツでも
旅行でも映画でも
ファッションでも
なんでも構いませんわ
これをやってたら
時間を忘れるくらい
楽しくて生き生き
しちゃうようなこと
わたしね、ほんとに
無趣味で、ずっと
「自分が好きで
打ち込めるもの」を
探してきたんですの
料理・茶道・着付け
洋裁・フランス語
カラー風水・朗読
ビジネス関係 etc
もうなんだか
忘れちゃいましたけど
いろいろと習い事に
投資してきましたわ
でも「これ！」というものには、
どうにも巡り会えなかった…
なにか打ち込めるものが
あったらいいのに…
好きなことが
見つけられたらいいのに…
やりたいことが
できたらいいのに…
そう思いながら生きてきて
気が付けば４０過ぎ
おっさんのような
息子の子育てに追われ
とても自分の
「好きなこと」探しに
使うような時間なんてない
ようやく子育てが
終わったときには
もう「おばあちゃん」よ
そう思っていたのに・・・
それが、それが
あらっ、なによこれ
ピンクの洋服なんか着ちゃって
ずいぶんと小綺麗なところに
いるじゃないの
あらっ、誰かと
話してるみたいだわ
胸に名札までつけて
もしやもしや
婚活パーティー？
おおっと
相手のことが
気に入ったのか？
いきなり手まで触って
猛アプローチ！！
「実はわたくし
４０過ぎで子持ちですけど
いいですか？」
(ダメもとで聞いてみる)
なんとっ 思いもかけず
相手から「O.K」をもらい
めちゃくちゃ
嬉しそうな顔をして
喜んでおります
(きゃーーーっ、やったーーー！)
なんて幸せそうな顔！
おめでとう！ サマンサ！
というのは、冗談でね
実はお相手は女性の方
ええ、ちょっと
悪ふざけしてしまいましたけれど
これは先日横浜・元町で
行われた「美の文化祭」で
マインドブロックバスターの
セッションをしている時の
写真なんですの
普段セッションしてるときって
クライアントさんと
二人だけでしょ？
だからセッション中の
自分の顔なんて
見ることもないんですけれど
今回はプロのカメラマンの方が
クライアントさん了承のもと
セッション風景を
撮影してくださったんですね
いやいや、自分でも
びっくりしましたわ
わたしって
こんなに楽しそうに
生き生きとした表情で
セッションをしてるのかって…
小難しい深刻な顔ではなく
こんなに明るく
笑いながらできる
マインドブロックバスターって
やっぱりすごいなーって…
(原因の深堀りをしないから)
ＰＣでお読みくださってる方
ブログのヘッダーの写真も
ご覧になって!
まったく同じ顔をしてるでしょ？
これはね、絵本セラピーを
しているときの写真なの
この写真を見て
気付きましたわ
わたしの好きなことって
「マインドブロックバスター」や
「絵本セラピー」を通じて
目の前の相手も
そして自分自身も
「笑顔」にすることなんだって…
４０歳過ぎてようやく見つけた
自分の好きなこと
わたしのやりたいこと
息子や家庭のことで
苦しみ悲しみ
そこから抜け出すために
始めたことが
今、自分の「夢」となり
「生きがい」となりつつある
本当に人生って
面白いものですわね
そんなわたしから最後に、
ヘッダー写真で手にしている
大好きな絵本から
この言葉を贈ります
自分には何の力もないと
思っているあなたと
そう思っていた過去のわたしに…
「じぶんのなかの
とほうもない ちからを
あなたは まだ しらない」
『たくさんのドア』より
そう、あなたにはまだまだ
自分では気づいていない
「力」がある
あなたの目の前にあるそのドアは
明るい未来へと続いている
それなのに、なぜだか怖くて
ドアを開けることを
ためらってしまう
いつまでそうやって
ドアの前に立ち尽くしていますか？
それとも、ドアノブに
手をかけることもなく
またいつものごとく
通り過ぎますか？
自分が思う以上に人生は短い・・・
「怖い」と思うその心のブロック
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