いちゃいちゃタイム♡ | わたしよ、わたし サマンサ!

わたしよ、わたし サマンサ!

笑いながら生きよう!

職業は「古屋サマンサ」
肩書き「古屋サマンサ」
横浜市在住 心理カウンセラー&心理学講師
「どーせ無理女」をなくすべく
全国で個人セッションや
講座を開催!


「いまのうち

いちゃいちゃしといた

ほうがいいよ」


最近ようやく

ヤクザから

堅気になった

わが息子

ただ今5歳


ええ、ほんとうに

ついこの前までは

なんやかんやと

いちゃもんつけては

わたしを泣かす

ヤクザのような

オトコでしたのよ


みかんの皮の

剝き方ひとつ

気に入らなかったら

このみかんを

元どおりにしろだの

それができなきゃ

今すぐスーパーで

まったく同じものを

買って来いだの


転んだら転んだで

10秒数えるうちに

今すぐ治して!

なんでママは

治せないの!

今すぐ治る薬が

見つかるまで

全部の薬屋さんに

探しに行けだの


ほんとうに

一日中なにかと

癇癪をおこしていた息子


主人は息子が

起きている時間には

いない人でしたので

そんな息子との

二人だけの生活は

気が狂いそうでしたわ


わたしはどこまで

この子の欲求を

満たさなくては

ならないんだろう


どうやったら

息子が機嫌よく

いてくれるんだろう


あのころは

そればかり考えて

いましたわね


特に朝は機嫌が悪くて

起きた瞬間から

愚図っていてね

その時に考えたのが

スキンシップ作戦


布団に一緒に横になって

10分ほどスキンシップ

その時間をいつの間にか

「いちゃいちゃタイム」と

呼ぶようになったんですの


以前は10分の約束が守れなくて

「いやだ~、もっと

いちゃいちゃする~」と

言っていた息子が


最近ときたら

「テレビみたいからもういいよ」と

さっさと切り上げる始末


挙句の果てには

「Uくんさ~

大きくなったら

ママのこと嫌いになるから

いまのうち いちゃいちゃしといた

ほうがいいよ」

ですって


んまぁ~ 前は何かと

「ママ好き♡

ママは世界一

可愛いから大好き♡」

と言っていた息子


それが最近ときたら

「ママのことちょっと嫌い」

ですわよ


小学校までは「ちょっと嫌い」で

小学校卒園して高校までは

(↑卒業という言葉をしらない)

「嫌い」になって

高校卒園して大学に入ると

「大嫌い」になる

予定なんだそうです


ほーほーそうですか

そんなことを聞くと

ついつい意地悪な

気持ちになるわたし


「ママはUくんのこと

だーい好きだから

一生Uくんのそばにいるね♡」

と、言ってやるんですの


そうすると

「いゃ~だ~ いゃ~だ~

Uくんは結婚して

奥さんと子供と

暮らすんだから

ママと一緒はいやぁだ~」

と半泣きの息子

おほほほっ


まあこうやってだんだん

精神的にも肉体的にも

母親と離れていくんですわね


今はまだ

「Uくん、なんだか

いちゃいちゃしたい気分♡」

と誘って来たり

二人で喧嘩をすれば

いちゃいちゃして

仲直りしてますけど (恋人か?)

小学生高学年くらいになったら

どうなるんでしょうね


そう思うと

親の手から離れていくときは

意外と早いのかもしれませんわ


この間保育園の「園だより」に

こんな詩が載っていました


 あなたの子どもは

 あなたの子どもではない

 待ち焦がれた

 生そのものの息子であり娘である

 あなたを経てきたが

 あなたから来たのではない

 あなたとともにいるが

 あなたに属してはいない

 あなたは愛情を与えても

 考えを与えてはならない

 なぜなら

 彼らには彼らの考えがあるから

 あなたは

 彼らのように努力はしても

 彼らをあなたのようにすることを

 求めてはならない

 なぜなら

 生は後戻りしないし

 きのうにとどまりもしないのだから

 あなたは弓であり

 あなたの子どもは

 あなたから飛び立つ矢である

  詩 カーリル・ジブラーン



さあ、矢が飛び立つまで

あと何年かしら?


息子にきいたら

「そうだねー

まあ20歳過ぎて

自分で生きていけるように

なってからだね」


ほーほーそうですか

はよ独立してくださいませ


それでは今日はこの辺で

また明日


あっ、そういえば

明日の夜は

「昭和の遊び会」でしたわ

更新できなかったら

ごめんあそばせ

おほほほっ