今回利用したのは、カジュアルな街中タイプのワックス専門店
Uni K wax center
です。
ここは日本で言うなら「てもみん」のような路面店で、
ウェイティングエリアは外から見ることができます。
女性だけでなく男性客も、そしてママがつれてきた子供とかも一緒にそこにいるわけです。
このあたりからして日本のワックスサロンとはまったく違う雰囲気ですね。
予約はウェブから可能です。
予約はウェブから可能です。
まず店舗を選びます。
ニューヨークには6店舗、マンハッタンの中だけでも3店舗あるので便利ですね。
ニューヨークには6店舗、
次に人数とワックスする部位を選びます。
日本で言うブラジリアンワックスは、アメリカでビキニワックスと呼ばれることが多いです。
でもサロンによっては残すことをビキニ、全部とるのをブラジリアンと呼ぶこともあります。
UniKでは全部取るメニューはFull Bikiniのfront&backでした。
今回はこちらをチョイスすると15分47ドル(女性の場合)となりました。
次に担当者を決めます。
anyone(誰でも可)、女性スタッフのみ、そして指名も可能です。
サロンでは男性スタッフの姿も見かけたので、男性にとっても利用しやすいかと思いました。
またUniKの文字どおりユニークなシステムだと思ったのは、
この段階で予約者にわかるようになっていることです。
たとえばスタッフNさんだと Training start 11 June 2012というように表示されます。
これはなかなか便利ですね。
その次は日時をセレクトし、こちらの氏名・連絡先を入力して送信。
予約確認メールが届けば完了です。
私は希望日の3日ほど前に予約を入れました。
私は希望日の3日ほど前に予約を入れました。
さて当日、少し早めに到着してしまいましたが、
すぐにキャビンに通されました。
キャビンはもちろん個室。わりとそっけない内装です。
前のごみはゴミ箱の中にそのままに入っているし、う~ん。
「そこでパンツ脱いでーこれで拭いといてーベッドに横になっててー」とシンプルな接客は
まあ日本以外では標準ですが、ともかく予約した時間が15分ですので、
いろいろ質問したかったのですが、
ワックスの場合、施術に不要な時間をかけないのがグッドサービスだとは思います。
すべてとるのに15分というのは、
(ワックスになれている方で、前回の施術からあまり時間がたっていない場合なら)
時間をかけないから、仕上がりがよくないということもないと思います。
ただ今回のUniKの場合、時短のためにいろいろ切り捨てているところもあるのではないかと、
私は感じました。
たとえば、先ほどのゴミ箱のこと。
そしてワックスを早く固めるために、ベッドの上に扇風機があり、
ちょっと・・・お腹が・・・冷えそう・・・です。
極めつけは、ダブルディッピングしまくりということ!
ダブルディッピングというのは、つまり「二度付け」です。
施術に使うスパチュラ(へら)はすべて使い捨てであり、
これはワックス技術者がまず最初に叩き込まれることであり、
ところが!
UniKでは、技術者がキャビンに入ってくるとき、
1本のへらだけで最後までやりとおした!
衝撃でした。
「あ、あのそれって大丈夫?スパチュラをポットに戻しているんだけど(汗)」
「問題ないわ。このコンテナに入っているのは顧客ごとに用意されたワックスだから」
「・・・そうなの (ほんとうにそうならいいんだけど)」
そうです。UniKでは、ワックスを顧客ごとにすべて取替え、
この作業は店内のラボで行われ、顧客がその様子を見ることも可能とHP上で明言しています。
うん・・・ うん・・・
うん・・・ うん・・・
すべての店舗、すべての従業員にそれが徹底されているといいのですが。
というか徹底されていないと私が困るよ?
なんだかちょっと祈るような気持ちになってしまったのは事実です。
さてほぼ15分で施術は完了しました。
タックスのほかにチップがかかりますので、支払いは約60ドル。
6000円ちょいですね。
前回利用したBlissSpaでは75ドル+サ・税で、同様のクイックサービスでした。
接客も同じくらいそっけなかったですね。
たしかにUniKが人気店になる理由がわかるような気がします。
お腹を冷やして壊す危険性、そしてワックスを使い回しされる可能性について、
そしてその道すがら見つけたワックスサロンがこちら。
料金体系を見てみると、ここには一回ごとの施術のほか、
ちょっと伸びてきたらすぐに取る人向きですね。
全部とるタイプの年パスが676ドル(ブラジリアンの場合)で、
ちょうど6週間ごとのワックスの1年分と同額です。
それより頻繁に受けたい場合はお得というわけですね。
これはカラーリングフリーパス制の美容院みたいなものでしょうか
てもみんとか白髪染めフリーパスとか、ワックスサロンにも多様化しているのでしょう。
waxingに関して、日本に比べて少なくとも25年先行しているニューヨークならではと思いました。
次にニューヨークに行くときは、また体を張って試してみようと思います。
以上、NYレポでした!