ニューヨークでブラジリアンワックスを | 新大久保ブラジリアンワックス イザウラのブログ

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新宿区百人町のブラジリアン&ボディワックス・光脱毛専門サロンです。 
ご予約はPC http://ws.formzu.net/fgen/S29185363/
携帯 http://ws.formzu.net/mfgen/S29185363/まで

   

今回利用したのは、カジュアルな街中タイプのワックス専門店
Uni K wax center です。




ここは日本で言うなら「てもみん」のような路面店で、
ごらんのようにストリートから気楽に入っていける店構えになっており、
ウェイティングエリアは外から見ることができます。
女性だけでなく男性客も、そしてママがつれてきた子供とかも一緒にそこにいるわけです。
このあたりからして日本のワックスサロンとはまったく違う雰囲気ですね。

予約はウェブから可能です。
まず店舗を選びます。
ニューヨークには6店舗、マンハッタンの中だけでも3店舗あるので便利ですね。

次に人数とワックスする部位を選びます。
日本で言うブラジリアンワックスは、アメリカでビキニワックスと呼ばれることが多いです。
でもサロンによっては残すことをビキニ、全部とるのをブラジリアンと呼ぶこともあります。
UniKでは全部取るメニューはFull Bikiniのfront&backでした。
今回はこちらをチョイスすると15分47ドル(女性の場合)となりました。

次に担当者を決めます。
anyone(誰でも可)、女性スタッフのみ、そして指名も可能です。
サロンでは男性スタッフの姿も見かけたので、男性にとっても利用しやすいかと思いました。
またUniKの文字どおりユニークなシステムだと思ったのは、
技術者のキャリアが浅い場合(およそ2年以内)
この段階で予約者にわかるようになっていることです。
たとえばスタッフNさんだと Training start 11 June 2012というように表示されます。
これはなかなか便利ですね。

その次は日時をセレクトし、こちらの氏名・連絡先を入力して送信。
予約確認メールが届けば完了です。
私は希望日の3日ほど前に予約を入れました。

さて当日、少し早めに到着してしまいましたが、レセプションに名前を伝えると、
すぐにキャビンに通されました。
キャビンはもちろん個室。わりとそっけない内装です。



前のごみはゴミ箱の中にそのままに入っているし、う~ん。

そこでパンツ脱いでーこれで拭いといてーベッドに横になっててー」とシンプルな接客は
まあ日本以外では標準ですが、ともかく予約した時間が15分ですので、
余計なおしゃべりに費やす暇はほとんどありません。
いろいろ質問したかったのですが、
とても短いお返事しか返ってこないのが残念といえば残念でした。

ワックスの場合、施術に不要な時間をかけないのがグッドサービスだとは思います。
すべてとるのに15分というのは、
(ワックスになれている方で、前回の施術からあまり時間がたっていない場合なら)
それほど無茶なことではありません。
時間をかけないから、仕上がりがよくないということもないと思います。

ただ今回のUniKの場合、時短のためにいろいろ切り捨てているところもあるのではないかと
私は感じました。

たとえば、先ほどのゴミ箱のこと。

そしてワックスを早く固めるために、ベッドの上に扇風機があり、
施術の間中局部に強風を送りつけてくること。
さらに下敷きでバタバタあおいで、ワックスを冷やそうとすること。

ちょっと・・・お腹が・・・冷えそう・・・です。

極めつけは、ダブルディッピングしまくりということ!
ダブルディッピングというのは、つまり「二度付け」です。
施術に使うスパチュラ(へら)はすべて使い捨てであり、
一度使ったスパチュラをワックスポットに戻すことは絶対にやらない。
これはワックス技術者がまず最初に叩き込まれることであり、
どこのサロンでも厳守していること。そう思っていました。

ところが!
UniKでは、技術者がキャビンに入ってくるとき、
たった1本のスパチュラとワックスポットしか持ってこなかった!
1本のへらだけで最後までやりとおした!


                   (キャビン内にワックスウォーマーはありません)

衝撃でした。
「あ、あのそれって大丈夫?スパチュラをポットに戻しているんだけど(汗)」
「問題ないわ。このコンテナに入っているのは顧客ごとに用意されたワックスだから」
「・・・そうなの (ほんとうにそうならいいんだけど)」

そうです。UniKでは、ワックスを顧客ごとにすべて取替え、
容器も完全に消毒することを約束しています。
この作業は店内のラボで行われ、顧客がその様子を見ることも可能とHP上で明言しています。

うん・・・ うん・・・    
すべての店舗、すべての従業員にそれが徹底されているといいのですが。
というか徹底されていないと私が困るよ?
なんだかちょっと祈るような気持ちになってしまったのは事実です

さてほぼ15分で施術は完了しました。
タックスのほかにチップがかかりますので、支払いは約60ドル。
6000円ちょいですね。

前回利用したBlissSpaでは75ドル+サ・税で、同様のクイックサービスでした。
接客も同じくらいそっけなかったですね。
たしかにUniKが人気店になる理由がわかるような気がします。

お腹を冷やして壊す危険性、そしてワックスを使い回しされる可能性について、
考えをめぐらせつつマンハッタンをそぞろ歩きしました。

そしてその道すがら見つけたワックスサロンがこちら。
european wax center
http://www.waxcenter.com/

料金体系を見てみると、ここには一回ごとの施術のほか、
年間パスポート的な回数無制限ワキシングメニューがあるとのこと
ちょっと伸びてきたらすぐに取る人向きですね。
全部とるタイプの年パスが676ドル(ブラジリアンの場合)で、
ちょうど6週間ごとのワックスの1年分と同額です。
それより頻繁に受けたい場合はお得というわけですね。

これはカラーリングフリーパス制の美容院みたいなものでしょうか
てもみんとか白髪染めフリーパスとか、ワックスサロンにも多様化しているのでしょう。
waxingに関して、日本に比べて少なくとも25年先行しているニューヨークならではと思いました。

次にニューヨークに行くときは、また体を張って試してみようと思います。

以上、NYレポでした!