青椒炸豆腐絲(チンジャオ・ヂァドウフスー)
中国料理の名前には(材料名+材料名)とか(調理法+材料名)、それから(材料名+切り方)や(調理法+材料名+切り方)みたいな法則があって、文字の意味を覚えておくと料理の名前を見ただけで、大体どんな内容の料理なのかって言う事が解るんだよ。
上に書いた他にも沢山の組み合わせがあるから、全部を把握するのは大変だけどね。(^^;
≪青椒肉絲≫で簡単に説明してみるね。
『青椒』がピーマンの意味で、『肉』は豚肉の意味だよ。最後の『絲』が細切りの意味だから『ピーマンと豚肉を細切りにした料理なのかな?』っていう風に大体の見当がつくって訳!
それから中国語では『肉』って書いてある時は豚肉の事だよ。他の肉は『鶏肉』や『牛肉』って書くけど、豚肉だけは『肉』だけってなんだか面白いよね。(笑)
それだけ中国の人は、豚肉を良く食べるって事なのかな?
この辺の事を知っていると、高級な中華レストランに行っても緊張しなくなると思うよ。自分で考えた料理に、もっともらしい名前を付けるのも楽しいしね。(^^)v
チンジャオ・ロースー(青椒肉絲)はすっかりおなじみの料理だけど、今日は豚肉の代わりに油揚げで作ったから、チンジャオ・ヂァドウフスー(青椒炸豆腐絲)って名前を付けてみたよ。 なんだか無駄に長くて、ちょっと読みにくいけどね。(笑)
ちなみに『炸』は揚げる事の意味だから『炸豆腐』は油揚げの事だよ。
材料(2人前)
ピーマン 3~5個
油揚げ 1枚
長葱みじん切り 少々
≪合わせ調味料≫
醤油 小さじ1
てんさい糖 小さじ1
オイスターソース 小さじ1/2
酒 小さじ1
片栗粉 小さじ1
水 大さじ2
鶏がらスープの素 小さじ1/2
胡椒 少々
キャノーラ油 適量
作り方
1、ピーマンと油揚げは細切りにし、長葱はみじん切りにする。
合わせ調味料をボールに入れて混ぜておく。
2、鍋にキャノーラ油を熱し
ピーマンと油揚げと長葱を加えて強火でザッと炒める。
3、合わせ調味料を回しかけ
手早く全体に絡めて
火を止める。
仕上げの時に片栗粉がダマになったら、水を少し加えてダマを溶かすようにかき混ぜると大丈夫だよ。
あっ!
油揚げの代わりに豚肉の細切りを使うと、もちろん青椒肉絲が出来るよ。(^^;
竹の子の細切りも加えると本格的だね。(^^)v
レシピの印刷はCOOKPADさんのサイトでどうぞ!