スローモーション | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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「食べて元気に、食べて体調がよくなるごはん」を作っています。
銀河弁当・ケータリング・料理教室・食生活相談。

こんばんは。



いつも読んでいただき、ありがとうございます。

さろん楓ふなだまほです。



さて、スローモーションっていえば

♪出会いは~~~スローモーショ~~~ン♪でしょうか。

“瞳の中に映る人”を語りたいのではなく、

感情の分かれ道のお話。




さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト 


先日、もう日付が変わろうという頃帰ってきた夫と
翌日の予定について話していたときのこと、
夫がとても“悲しい言葉”を吐きました。



なんだかがっくりきちゃう言葉。
なぁんで、そんな嫌な言い方するんだろ?って言葉。



でも、まぁそれが現実か。。。
とあきらめざるを得ない言葉。





でも、そのとき、私の中で面白いことが起きていました。



人は、自分で現実を選び取っている…と言いますね。
…自分の感じる感情さえも自分が選んでいる、と。
たとえネガティブな感情であろうと、
人は必要があってそれを選択する・・・と。



まさに、この感情の岐路が視えたんです。
さぁ、私はどっちを選ぶ?どっちの道に進む?という
選択の瞬間がスローモーションで視えた。



すごくショックを受けて、
悲しんでみたり、そのことをオオゴトにしたりすることもできるけど、
そっちは選びませんでした。



ちょっとザンネンではあるけれど
現実的に対応しよう…と。



別にそっちの道に行っても
それで私は悲しくもないし、みじめでもないし、
何も失わないな…と。



ただ単に現実を受け入れる。



なので「その言葉はとても悲しいけど…」と断ったうえで
夫の希望に添うようにすると伝えました。
「それを受け入れます」って。



そして、さっさと寝ました(笑)
そもそも眠かったし^^。



ここで、もう条件反射的に、
「一つの道しかない」と、
=そう思い込んでいると
それは窮屈なわけですね。



どうしても、人の言葉に左右されてしまう。
振り回されてしまう。



今回、なぜだか、
ああ、選べるんだな、選んでいるんだなというのが
実況中継できるほどに自分の意識がたどる様子をトレースできて
「これしかないっ!」
じゃなくて
「どっちにしようか?どっちに行こうか?」と選べるのは
実に豊かなことだと思いました。



あ~、自分の感情は自分で選んでいるんだというのは
こういうことか~とリアルにわかった興味深い瞬間でした。




 ☆    ☆    ☆




一応、後日談を書いておきますと^^
夫は、その夜の時点で、
私のテンションが明らかに下がったのを見て、
それなりに「まずい」と思っていたようでしたが^^
その晩は私がさっさと寝てしまったので、そのまま。



翌朝、野球に出かける早朝、夫は謝ってきました。
そして、私の希望通りにしていいって。



私は、もうあきらめていたのですが、
逆に「頼むから」と請われて、
そこまで言うのならと、自分の希望を通すことに。



その晩も改めて、謝られました。
「ほんとにごめん」って。


結果的に、私の案でいろいろなことがうまくいったって。
それは「たまたま」であって、
ほぉら、言わんこっちゃない・・・みたいなことは
今回は思わないですけど、ね。



ただ「もう、あんなこと言わないでね」と言って、おしまい。



これは余談ですが、
喧嘩が上手になる(?!)とは
コミュニケーションが上達するということでもあります。


これは子どもにいい影響を及ぼします。


そもそも人は衝突するもの。
その衝突を解消する現場を見せることになるわけですから
子どもにとって格好の学びの材料になるのです。



だから、喧嘩をすることを恐れなくていいんです。
衝突を恐れる必要はない。


ただ、喧嘩を見せたら、仲直りのシーンも見せてあげる。


それが鉄則かな・・・と思いますね。



それは「関係は修復できるのだ」「衝突しても関係は壊れない」」
という強烈なメッセージになりますから。

そして、同時に修復の仕方、謝り方を具体的に教えることになるんですね。



 ☆    ☆    ☆



…不思議とその嫌な言葉に関して
禍根は残っていないです。



これが「たまたま」なのか、
今後もできるのか、
自分でもわからないのですが
ただただ、マインドが静かなのは心地がいいです。