こんにちは^__^
皆さんは、生姜が好きですか?
世界的に「身体を温めて、解熱作用もある」と言われている生姜は、特に冬は味方になってくれますよ
ね!
ただ、実は、それに反して、生姜を食べると「吐き気がする」「身体が温まらない」「めまいがする」「痒くな
る」と言った相談もかなり多いので、生姜が身体に及ぼす悪影響について、ご紹介します。
実は、生姜は、摂取の仕方で、身体を温めるどころか、どんどんと冷やしてしまいます。
また、ガス溜まりや、吐き気の原因、不眠を悪化させてしまう事もあります。
それでは、早速ご紹介します^__^
■生姜が身体に及ぼす悪影響7個
■1:消化器に悪影響を及ぼす
生姜を大量に食べる事で、胸やけ、下痢等を引き起こし、胃腸の膨満感やガスを発生させる要因となる事がメリーランド大学の研究でわかりました。
胃潰瘍の病歴がある方や、腸疾患、また、胃腸の調子が良くない時は避けたほうが良いです。また、生姜を加熱、又は乾燥させる事により胃腸の壁を刺激してしまいます。
■2:妊婦さんは流産の可能性も!?
生姜はつわりに効果的だと言われていますが、実は『MedlinePlus』という医療サイトによると逆効果となる場合もあるようです。
実は1日に1g以上の生姜を食べると、赤ちゃんの性ホルモンに影響を及ぼし、流産する可能性があるというのです。妊娠中の方は食べる前に、念のためかかりつけの医師に確認して下さい。
■3:低血糖を引き起こす
「生姜を食べるとめまいがする」と言う方が実は多いのですが、そういう方は、生姜を避けた方が良いです。生姜には血糖値の上昇を抑制する効果が認められています。しかし、血糖値が低い方や、糖尿病患者の方は、血糖値のレベルを低下させすぎてしまう事があります。
生姜を食べた後にめまいや衰弱感がでてきたら、危険なのですぐに糖分を含むジュースを飲んで、それでも改善しない場合は医師の診察を受けて下さい。
■4:止血作用を妨げる
また大量の生姜を摂取すると、眠気や鎮静を引き起こす原因となります。その為、出血性疾患(ちょっとした事で血が出て止まらなくなる病気の事。例えば、鼻血、月経過多、血尿など)の方は、眠くなる事で、止血作用のブレーキが効きにくくなります。
また、心臓病を持っていて、ワルファリン等の血液凝固を避ける薬やサプリメントを飲んでいる方も、生姜は注意して摂取したほうが良いです。
■5:ストレス時や寝る前はNG
生姜は脳を刺激して活動しやすくする効能もあります。なのでイライラしている時や、不眠症ぎみな時などは、避けましょう。余計にイライラしたり、眠れなくなります。また、眠る前に摂取すると、夜中に何度も覚醒してしまう事もあります。
■6:肌トラブルがある時はNG
生姜を大量摂取すると皮膚の温度が上昇し、熱の発散が多くなるため、乾燥肌の人や皮膚炎、痒み等の症状がある方は、症状が悪化してしまう事があります。
■7:冷え症が悪化する?
生姜は身体が温まるからと常に生姜を持参している方も多いのですが、実は間違った食べ方で、身体を逆に冷やしてしまう方も多いのです。生姜の主な成分は2つあります。ジンゲロールとショガオールです。ジンゲオールは生の生姜です。80度以上で温めるとショウガオールに変化します。実は、この2つの成分は、働きが全く異なります。
ジンゲロール(生の生姜)
殺菌作用や免疫作用、整腸作用、解熱作用に優れているので、風邪のひき始めに良い。
末梢血管拡張する作用や発汗作用が強い為、一度身体を温めた後、どんどんと冷やしてしまいます。
ショウガオール(加熱した生姜)
血管を拡張して身体を温めたり、脂肪燃焼効果がある。
80度くらいで蒸すか加熱するとジンゲロールからショウガオールに変わります。ショウガオールには、CGRPという物質を胃腸に作り、心臓から血液量を増やし身体を芯から温めます。
つまり、身体を温めたいのであれば、生の生姜の摂取は避け、加熱した生姜を摂取しましょう。
確かに、紅ショウガを食べて、身体が温まったよ!という声など聞いた事がないですよね^__^
そして、殺菌や熱を下げたい時には、生の生姜を使用して下さい。
生姜に関して、胃腸が弱い方は大量の摂取を避けた方が良いです。
良いと思って摂取していた物が、実は悪影響という事もあるので、自分の身体に合わないと思った物は、
どんなに良いと言われていても、摂取を避けた方が良いです。どんな優秀なドクターや専門家よりも、
自分自身が一番、自分の身体を知っています。身体の声を敏感にキャッチして下さいね^__^
生姜は身体に良い物です^__^
用途によって、生姜を上手に使用してみて下さいね^__^
以上です
IFA MOE