【長崎】
長崎県長崎市坂本の
山王神社
【山王神社 被爆クスノキ】
境内入口にそびえる2本の
クスノキは
樹齢5~600年
村社の「山王神社」と県社の「皇大神宮」が
合併して創祀された神社
木の空洞の中から取り出された石
この幹の中には
無数の小石が入っています。
原爆の爆風によって
舞い上がった小石が
空洞の中に入ったものと
考えられているそうです。
神社に向かって左側の楠は
爆心地に近く
主幹は途中で折れています。
その上、木の幹(内側)には
無数の破片
(金属・瓦・小石)などが
突き刺さっていた為
取り除くのには
午前11時2分
広島に次ぐ
2度目の原爆投下
原爆の強烈な熱線と
凄まじい爆風の為
爆心地から
南東約800メートルの
山王神社の社殿は倒壊
社務所は全壊。
そして
二の鳥居は片方の柱を
失いました。
落葉し枯れ木同然になった
2本のクスノキ。
被爆から約2年後
奇跡的に再び新芽を芽吹き
次第に樹勢を盛り返し
朽果てることなく
力強く…生き続けています
甦ったクスノキに
直接手を触れて
その力強い生命力に
あやかろうと
多くの参拝者が訪れていました。
でも、このクスノキ
実は倒壊の恐れが
出ているそうです。
被爆による
内部の空洞化に加え
枝葉が伸びすぎた事が
原因との事。
クスノキの治療には
足場を組むなどすると
総費用は1千万円超。
クスノキを後世に残すために
「手ぬぐい募金」
というのを
行っているそうです。
一口1000円 より
募金協力すると
被爆クスノキの絵をあしらった
手ぬぐいがいただけます。
長崎出身の福山雅治さんも
アミューズを窓口とした
「クスノキ募金」を設立
何としても
このクスノキを後世に
残さなければ
様々な人々がその想いで
いっぱいです。
山王神社では
福山雅治さんの
約5年の歳月をかけ作られた
この被爆クスノキを
テーマとした楽曲
「クスノキ」が
静かに流れていました
平和と再生
生命の逞しさの象徴である
この被爆クスノキを
目の前にして
暫くこの場を離れる事が
出来ませんでした 。
~九州オリジナル御朱印帳~
御朱印帳まとめ
(太宰府・筑紫野・北九州・田川郡ほか)
(福岡・久留米・柳川市・筑後市ほか)