「無期懲役を破棄しなければ、著しく正義に反する」
最高裁は、無期懲役の判決を広島高裁に差し戻しました。
こんな判決、つき返して当然です。
こんな納得のいかない判決を、そのまま通すなんてありえません。
1審、2審とも、殺害に計画性が無いことと、被告は精神的に未熟で
更生の可能性がある事を理由に、無期懲役としていました。
当時18歳の少年だった被告は、今25歳。
7年も経って、まだ未熟と見なすのでしょうか。
7年も考えて来て、未だに自分の罪の大きさと、罰を受ける定めが
受け入れられないというのでしょうか。
25歳の今なら、自分から極刑を望むのが、当然行き着く先です。
心から反省しているなら、頼むからもう逝かせてくれと自ら嘆願するはずです。
自分の性欲を満たす為だけに、何の罪も無い親子をその手で
殺害したのです。
残された家族を一生苦しめ続けるのです。
殺害方法は、冷酷そのもの。
息をしていない女性をいたぶり、そのそばで泣いて母にすがりつく幼子を
床に叩きつけて首まで絞めて殺害したのです。
18歳と1ヶ月、その犯行を犯した日が自分の寿命だったと諦めるべきです。
その日にあなたの一生は、終った。終ったんです。
今そうして生きている事自体、不自然な事なのですよ。
7年も生き長らえて良かったと、感謝さえするべきです。
今度こそ正義という名のついた、あなたにふさわしい判決が
もらえる事でしょう。
その判決をしっかり胸に抱いて、あなたが殺した親子の下に行き
心からの涙を流しながら謝る事が、あなたの道です。
でも、何度謝っても決して許してはもらえません。
どうもがいても、決して許されない重い罪を犯したのですから。