1万年の昔から | 日本酒王子のマリアージュ

日本酒王子のマリアージュ

日本酒であなたの笑顔つくります! 日本酒専門の酒屋「さくら酒店」代表の軌跡

たどりついたことに「ほっ」と一息をつく間もなく始まった、

第二回 大和の宴の2種類目のお酒はこちら。

 

 

宮城県大崎市【新澤醸造店】NIIZAWA

『伯楽星 純米吟醸 新酒』

HAKURAKUSEI Junmai Ginjo

 

日本酒の歴史をお話するということも

ひとつのテーマとして掲げていますので、

少しずつ遡ったラインナップにしました。

 

始めは「瓶の中でまだ生きている」活性にごりで、

一度も熱処理をしていないもの。

 

この伯楽星は新酒だけれども、

一度加熱殺菌処理を施したものです。

 

 

合わせたのはこんなお料理たち

 

 

小正月の御祝に相応しい、おせち料理のニュアンスで。

たつくり、伊達巻、いくらおろし、数の子

 

この前に鯛のお寿司がお椀で出していただいてましたが、

バタバタで撮り忘れています。。。

 

そのお椀のふたにお酒を注ぎ、いただきます。

 

 

漆のお銚子から漆の器へと注がれた伯楽星は、

注ぎたてはシャープでキレの良さが目立ちますが、

少しずつ丸みを帯びてきて、何ともマイルドな味わいへ。

 

輪島塗でいただく日本酒は、それだけで強く波動を感じます。

味わいがどんどん深くなっていくのです。

 

もっと多くの方にこの感動を味わっていただきたい。

 

第三回も企画中ですので、ぜひお越しくださいね。

 

 

たかはし光琳堂の店主「高橋道子」さんの話にも熱が入ります。

 

漆器文化は1万年以上の歴史を持ち、

使えば使うほど光り輝く、自然を守るロハス文化。

 

日本酒を飲むことも、米を守り、水を守り、森を守ることに繋がる。

 

千年先の子どもたちへ繋ぐ命だと思うと、

箱に入れて押し入れに仕舞い込むのではなく、

毎日使ってこそだと改めて感じさせられます。

 

おもいやりの心を大切に。