10月6日の外郭団体の質疑では、前回のブログでご紹介した社会福祉事業団のところで結構時間がかかってしまったので、次の社会福祉協議会のことについてはあまり十分に時間が割けませんでした。(私の持ち時間が全部で6分なので。)

そういう状況の中で、残り時間を気にしながらかなりバタバタとやりとりをしているので、改めて議事録を見直してみると、答弁してくれた方には申し訳ないけどほとんど意味が分かりません(苦笑)
なにせ、質問したそもそもの介護保険のしくみそのものがややこしいせいもあると思います。

以下の記録を読んでも、読んでくださった方は「???」という気持ちになるだけかとも思いますがあせる、記録として残しておきたいと思います。

そもそも何の話をしているのか、というのは、私が駅で配布しているレポートの8月号に詳細を書いていますので、まずはそちらをご覧いただけたらと思います。

こちらのPDFデータ
の2ページ目です。

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(かとうぎ桜子)


次に社会福祉協議会について伺います。

介護保険の介護予防・日常生活支援総合事業の中にある生活支援コーディネーターは、社会福祉協議会が委託を受けて実施しています。

先ほど、ほかの会派の質疑の中で生活支援コーディネーターの役割を説明されていましたが、従来の社会福祉協議会としての取り組みをどう生かしているかお聞きしたいということと、あと協議体を今年度から始められたと思いますが、社会福祉協議会としてどのように行なっていくか、お考えをお聞きします。


(社会福祉協議会常務理事)


社会福祉協議会の特色を生かしてどのように生活支援コーディネーターをやっているのかということですが、生活支援コーディネーターを9月から受託していまして、私どもは「地域福祉コーディネーター」と呼ばせていただいていまして、各ボランティアコーナーに配置して、仕事を分担しながらやる役割で、あとは中で統合してまとめてやっているということをやっております。


協議体については、区と社会福祉協議会と共催でやっております。


今まで地域の中で活躍してくれるボランティアの体制を整えようということでやっておりますので、そういう関係の団体に呼び掛けたりして、事業展開を行なっている、整えているというところです。



(かとうぎ桜子)


社会福祉協議会が、介護にとどまらない地域のコーディネーターの活動をしてきた中で、この取り組みもされているということかと思います。


コーディネーターの専門性については、区としてもしっかり捉えていっていただきたいと思いますけれども、介護保険事業計画第6期の中で、来年度は生活支援コーディネーターをあと3名配置するとしていますけれども、この間の取り組みを踏まえて、区としてはどのようにお考えになっているのか、お聞きします。

(高齢者支援課長)


生活支援コーディネーターの配置については、配置の検討段階では、区内全域を対象とした1名の配置について想定しているところですが、社会福祉協議会と委託内容を協議する中で、社会福祉協議会が担っている地域福祉コーディネーターと兼ねることが現実的であり、区内4か所を拠点に活動を進めるとしたところでございます。引き続き、社会福祉協議会とコーディネーター業務の充実について協議をしながら、地域における支えの体制づくりを進めてまいります。


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生活支援コーディネーターについて、国は第1層は市町村、第2層はその市町村内を分けた圏域、第3層は個々の事業主体ごとでの対応、という風に考えているということなのですが、私が6月の議会で一般質問をしたときに、練馬区としては第2層を想定して生活支援コーディネーターを配置することにしているという答弁がありますので(こちら)、今回の答弁で「最初は1名の配置を想定していた」というのは、介護保険事業計画を作る前のことなのかなぁ…?と、よく分かりません。

今回改めて私が質問したのは、来年度3名設置して合計4名分の委託をして、生活支援コーディネーターの体制の充実を図るのは予定通りと理解していいのかな?ということが聞きたかったのですが。4地域でやっていくという答えだったので、そういうことで良いのかなとも思いますが…。

地域にかかわるコーディネーターの仕事は、なかなか形としては見えづらいかもしれないけれど、専門性が必要な仕事ですので、きちんと必要数を確保して専門性のある従事者を育成していくことも大切であると思っています。