前回のブログで、熊本に行って友人に会ったときのことと、阿蘇に行ったことを書きました。今回はその続きです。

☆阿蘇めぐりをした後、熊本在住の友人Cさんと合流して、熊本城に行きました。

皆さん、報道等でご存知かと思いますが、熊本城はかなり被害が激しいのです。







今回、熊本を移動してみて、熊本地震は被害が大きかった場所や状況がその地域によってかなり違うのだということも感じました。

熊本城を案内してくれたCさんが、「熊本城は被災する前は中にも入ることができて、そこからの眺めがとてもきれいだった。せっかくわざわざ東京から来てくれたのだから、中に入って見せてあげたかった、残念だ、残念だ」としきりと言っていたことが、私には印象に残りました。

被災した地域に外部から出かけると、つい「被災した部分」「大変な部分」に注目してしまいがちだけれど、その地に暮らしている人にとっては「今まで大切にしてきたこと」「良いところ、素敵なところ」が大事だということを感じたのでした。

大変さに寄り添うこととあわせ、こういうときこそ、その地域の持っている良さ、強みに注目して応援していくことも大切なのではないかと感じたのでした。

熊本城の復旧のカンパも募集しているそうです。こちらをご覧ください。


☆熊本の旅の最終日は、水俣に行きました。
私が今回宿泊していた熊本空港の近くから水俣までは2時間くらいかかりますが、この夏実行委員会を作って大泉学園にお呼びして講演していただいた水俣病センター相思社の皆さんに会いに行ったのです。


まず、水俣病の患者さんたちが過ごしている「遠見の家」に連れて行っていただき、一緒にお昼ご飯をいただいて、お話をしました。
(一緒に時間をすごして、雑談をする中で感じることってたくさんあるんですが、なかなかうまく伝えられなくて…すみません。)

そして、相思社に行ってお仏壇をお参りし、歴史考証館の見学もさせていただきました。


(写真って人がうつってないとちょっと淋しいですが、一方で人が写っているとブログに載せられる写真が限られてしまいますね…。相思社の敷地内で永野三智さんと私の夫が雑談しているという、あまり意味のない写真ですが(笑)、たまには人が写っている写真を載せようということで…あせる


夏に大泉学園で相思社の永野さんにお願いした講演会の記録の校正もしていただいたので、近々みなさんに公表できる形にできればと考えています。