ずいぶん前のことになってしまって、なかなか報告できずにいましたが、8月に熊本に出かけた時のことを書きます。

8月中旬にプライベートで夫と熊本に出かけ、友人たちに会ってきました。

☆まず、熊本地震後、東京から応援できるカンパ先や、東京で皆で購入できる商品の情報などを教えてくださっていた、熊本在住のYさんにお会いしました。

Yさんは被災した人たちの応援の活動もされていましたが、実はYさん自身のご自宅も、給水設備が被災して、しばらく別の部屋に移って改修を待たざるを得ない状態だったという話を聞きました。

全壊などの被災以外でも、このように公的なサポートを得ないままに修繕が必要になった方は多くいらっしゃるのではないかと感じました。これは、東北で被災した方もそうですね。受けた被害には必ずしもすべて公的な支援があるわけではないし、公的な支援がなかったものは他人の目には見えづらくなってしまうということは、被災していない立場だと見逃しがちな点ではないかということを改めて感じました。

益城町の被害はとても大変だったというお話も伺いました。


☆熊本2日目は、ゲストハウス「阿蘇び心」の方に連れて行っていただき、阿蘇を見て歩きました。



写真は、最初集合した熊本市内にある阿蘇び心ですが、もともと阿蘇にもゲストハウスがありました。そちらは残念ながら地震でかなりの被害を受けてしまったため、建て直さざるを得ないということでした。
被災したところを建て直すということは、物理的な意味だけではなくて、それまでそこで築いてきた思い出が見えなくなってしまうつらさもあるのだということを、話を聞いていて感じました。


(阿蘇の「阿蘇び心」へ)


(阿蘇の「阿蘇び心」入口)




(建物の中の状況)


(車庫があったところ。屋根が落ちてこういう状態になっているそうです。)


阿蘇山に行くまでの道は、最近復旧されたと報じられていましたが、私たちが伺った時にはまだ通行止めの状態でした。阿蘇山の周辺の、赤牛が放牧されているみどり豊かな地域や地元の美味しいお店なども教えていただきました。






阿蘇山に行かれるようになることで観光で来る人も訪れやすくなるということが、地元の人にとっても大切なことなのだということも感じました。


(美味しい鶏のから揚げ屋さん)


(阿蘇神社復興のための蛍丸サイダー。)

蛍丸サイダーのことはこちらの記事に載っています。
こちらから購入できます。

この日の様子は阿蘇び心のブログにも載っていますので、こちらをご覧ください。