息子の小学校生活が始まってちょうど
一週間が経った。

毎日、毎日、息子を夜9時前に寝かせた。


学校のおかげで実に理想的な実に規則正しい
『早寝早起き』が実践できている。

わたし、これを夢みていたんだよね。
早く、このリズムを当たり前の習慣として
我が家に根付かせたい。本気で思う母ゆき子。



二人目の悲しい宿命なのか、
息子は幼稚園児の時、
寝るのが夜10時過ぎになる日もあった。


「おかあしゃんが一緒じゃないと、寝れない」
「お姉ちゃんは起きてるのにどうしてボクだけ?」


そう言われ、私も一緒に夜9時前に寝てみたり、
最後は「早く寝ろ!」って怒って寝かせたり、
うまくいかない日が多かった。


幼稚園開始時間は、小学校より遅かったし、
登園時間も学期によって変わったりして、
ペースをつかむのが、とても難しかったの。


朝もダラダラダラダラ。
夜もダラダラダラダラ。


これじゃいかん、これじゃいかんしょぼん


そう思い続けていた幼稚園時代でした。


そして、迎えた待ちに待った小学校。


このチャンスを逃したら、
息子はずっと、宵っ張りの朝寝坊。

私は、どうしても、これを機に
ぐちゃぐちゃだった幼稚園生活から脱出し、
健全な小学校生活を過ごしてほしかったので、
いろんな対策をたてました。


ママ友にも相談しました。



そしたら、今、スマホに、
オニデンワ・・・とやらがあることを教えてもらい、
子ども達がいない時、旦那と二人でこっそり聞いてみた。


「もしもしぃ~あかおにです」


かなり、怖いです・・・。ドクロ



先日の新聞投稿欄にもあったけど、
最近は、スマホに、赤ちゃんをあやす音、エトセトラ
いろいろあるらしく、そういうものを使うのは、
むなしいと言う人の意見もあり、
核家族でありながら、なんとか、自分達の手で
がんばってゆこうと試みてきました。


しかし、、、
なんでもうまく出来るものではありません。
あたしなんて、うまく出来ないことの方が
はるかに多いもんね~だ。(←んなこと、自慢すんな!)


それにね、わたしも、子どもの頃、
家の中で傘をさすと、天井からヘビが落ちてくる
とか
嘘をつくと(実家の家から見える)あの山から狼が来る
とか
玄関にあるこの下駄は鬼が忘れていったもの
とか
祖父母同居の家で育ったので、
子どもの頃、特におばあちゃんに散々いろいろ聞かされたけど
いつの間にか、それは、大人の戯言である事に気づき
気づいたところで、どうこうなったものでもないから


そんな、こちら側の勝手な理由で、



結果的に・・・・・


鬼電話・・・・・


うちも使ってしまいました汗



わたしは、こんなもの使って大丈夫だろうか?

何かにとりつかれて、おかしくならないだろうか?
心配で、使ってなかったのに、

わたしに許可なく、パパが使ってしまったのよ・・・。

パパは、そういうの拘らないみたい。



時は春休み。週末、パパが家に居たときのこと。
私に許可無く、突然 夜9時に電話がかかってきて、
わたしも驚いたよ。



それからと言うもの、夜9時までに寝ないと、
パパのスマホに
鬼から電話がかかってくることになってしまい携帯
息子は夜8時を過ぎると、必死にレゴを片付け、
そそくさと寝るようになった。


だから、パパにも

「寝るようになったのだから、もう、むやみに、使わないで」

とお願いした。

パパに教えたのはママなのに、あたしってば・・・あせるあせるあせる




使ってしまった鬼電話・・・。



これでよかったのか、わるかったのか、



わからない。



わからないけど、、、


一人でさっさと、寝るようにはなった。



電話の恐怖に取り付かれることもなく、
「へへ。ぼく、えらい?」
とばかりの得意顔で、
「おやすみーーーラブラブ



寝床へ見に行くと、
新学期で疲れもあったのか数分でスヤスヤ。


文明の利器を利用した卑怯な寝かせ方。
副作用がちょっと怖いけど、

それでも、早く寝るようになった。




息子は今も信じています。


山姥(ヤマンバ)、大蛇、くわずにょうぼう、寒戸の婆さま


そして、
サンタクロース、山の神様、空の神様、海の神様も。




全部いる!目に見えないだけ!




息子をみていると、




なんだか、、、、



ホントに、




全部、、、





いそうな気がする。。。









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