江口氏への質問 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

江口さんは相反する事を言っております。


”江口さんは文法を意識的に学びましょう。しかし、英文法を頭で覚えるだけでは本当に使える英語は身につきません。”
”専門用語では、頭で覚えた知識、口で説明できる知識のことを“宣言的知識”、体で覚えた知識、口で説明するのが難しい知識のことを“手続き的知識”と呼んで区別しています。”


言語学習は文法のような宣言的な知識を学習により手続き記憶にしているのではありません。手続き記憶で学習した事は調音方法であり主として筋肉運動の学習です。筋肉運動をする運動野は文法の知識を必要としておりません。

強化学習により手続き記憶として学習され事により会話で話す事や、聞く事が可能となります。


手続き記憶で覚えるのであれば文法の知識を学ぶ必要性はありません。それよりは手続き記憶が楽に覚えるらえるようになるべく自然な表現を自然な音を覚えるべきです。


母語の場合をとれば多くの日本語を表現を覚えた結果として文法のような骨組みが分かるのであって、文法が言語の骨組みではありません。


英語を話すと言う事を目的にするなら母語と同様に文法を意識的に学ぶ必要ありません。
専門用語では前者のことを“習得”、後者のことを“学習”と呼んで明確に区別してと言うのも事実でありません。第二言語の場合も英語では”Second Language Acquisition”と呼ばれ、学習でなく習得が使われています。


母語の習得も、臨界期以降の第二言語習得もメカニズムはまったく同じです。脳は会話能力を、生まれてから死亡するまで手続き記憶で学習しております。


脳は死ぬまで成長する臓器であり、その基本的学習機能は生まれてからまったく変化はありません。

臨界期以降に発生する大きな問題は音の調節能力であり、学習の仕組みが変わる訳でありません。