子供と大人の言語習得の違い | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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日本に生まれて日本に住んでいる私たちが、「日本語の習得に失敗!」、「がんばったけど日本語が身につかなかった…」ということはまずあり得ません。


何十年もアメリカに移住している日本人が、「いつまで経ってもブロークンイングリッシュしか話せない」というのは良く耳にすることで、別に珍しいケースではありません。


「外国語学習の科学」白井恭弘/岩波新書 によれば、“第一言語の方は、皆同じように成功する、という「均質性」があるのに 対し、第二言語習得の方は、結果は様々、という「多様性」がある”(同書から引用)とのことです。


この違いは子供は易しい言葉から覚えるために、住んでいる環境で覚えています。そのために失敗はありません。


大人も覚える必要がありますが、最初から難しい表現を覚えないと会話で使えません。幼児語から覚える事ができないからです。そのためには自己教示学習が必要になります。


何十年もアメリカに移住している日本人が、「いつまで経ってもブロークンイングリッシュしか話せない」というのは良く耳にすることなのは、意図的な言語習得の学習をしていないからです。


脳の仕組みは臨界期を過ぎても、生まれてから死ぬまで変わりません。脳の学習する仕組み同じですから、基本的な習得方法はまったく同じです。