言語習得の沈黙期は稀なケース | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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“沈黙期”は、言語を獲得しようとしている子どもに起こる現象で、ある一定期間、全く言葉を発しないものの、その期間を過ぎると、突然ほぼ完璧な文章で喋りだすことです。この、言葉を発しない期間を“沈黙期”と言います。通常、あまりみられないケースではありますが、そのような報告がされております。


『外国語学習の科学―第二言語習得論とは何か 』でも、“沈黙期”を経て、突然流暢に喋りだした日本人とアメリカ人の例が紹介されています。


本書によれば、アインシュタインもこのような子どもだったそうです。この“沈黙期”は、母国語だけでなく、第二外国語習得においても頻繁に起こっている現象だそうです。


そして、この現象は、ただひたすら英語に触れているだけでも英語を使えるようになるということを示唆しています。


しかし、現実的にはあり得ない事です。学習は出力依存ですからどこかで出力の学習をしなければ覚える事ができません。


多分、外部から見ると沈黙しているように見えるだけで、一人では出力練習をしているのだと思います。


どう考えても、何も話さない沈黙期があって急に言葉を話す事は科学的に考えられません。