英語の聞き取りの科学 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

聞き取りで次のような説明がありました。

私が全くの英語初心者の頃は、英語を聞いても何も耳に入ってこず、英語の音が、左の耳から右の耳に抜けているだけの状態でした。

でも、私が英語漬けの環境に身を置くと、徐々に耳が英語の音に慣れていきました。 最初に起こった変化は、英語の音が認識できるようになったことです。英語の音が聞きとれるようになってくると、今度は英語が単語のかたまりで、聞きとれるようになってきました。

そして、単語単位で聞きとれるようになると、次に、フレーズ単位で聞きとれるようになり、最終的には、英語を聞くと、英語を聞いたまま自然に日本語のように理解できるようになりました。 では実際に、例を使って説明します。英語初心者の頃は、耳に入ってくる英語の音を、日本語のカタカナの音に置き換えていました。 英語では、重要な単語を強調して話すので、重要な単語は聞き取りやすいです。

例えば、My sisters like to ride their bikes and make cakes.という例文を聞いたとすると、上記の例文の中で、重要な役割を果たす単語、sisters 、like、ride、bikes、make、cakesが強調して発音されるので、リスニング力がついてくると、まずは、これらの単語が耳に入ってくるようになります。

そして、もっとリスニング力がついてくると、My sisters like to ride their bikes and make cakesといったように、「もっと大きなかたまり」で英語が聞きとれるようになります。 このように、かたまり単位で英語が聞きとれるようになる頃には、聞こえてきた順番に英語が理解できるようになります。 私の経験から言えることですが、最初は英語が全然聞きとれなくても自分のレベルに合ったリスニング学習法を行うことで、徐々に英語の音が認識できるようになってきます。

脳が、英語の音を、カタカナの音ではなく、英語の音として認識できるようになれば、今まで左の耳から右の耳に抜けていた英語の音が聞きとれるようになります。

そうすると、今度は英語が単語単位で耳に入ってくるようになり、フレーズ単位で聞きとれるようになり、最終的に、英語が聞こえてきた順番に耳に入り、内容も理解できるようになります。

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英語の聞き取りで上記のような説明は科学的でありません。

英語の”Thank you.”と言う音声はまずThankと youが聞き取れて、”Thank you.”が理解できるのではありません。最初からカタカタで表記すると”サンキュー”のような音なのです。

音声認識は音のストリームで認識していますから、単語とかフレーズとかの単位は分からない場合が多いのです。

そのリスニングを改善をするなら、どんどん英語表現を覚えるしかありません。加速度的に覚える事ができるので、思う程は大変でありません。

日本語ではそれをやってきたのです。