復習と英語の学習速度 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

  音声英語、つまり英会話、リスニング、発音に関して音のストリーム・ベースで学習するサイトです。

現在は英語の対話集をどんどん覚えたもらっております。その覚え方は学習者にまかせております。つまり速く進みたい人はどんどん先に行きます。


以前は私も速く覚えてもらいたい気持ちもあり、先に進む人はブレーキを掛けませんでした。しかし、この1年くらいの体験から先に進み過ぎる弊害が分かり始め、そのような場合にはブレーキを掛けるようになりました。


速く進み過ぎる弊害とは、覚えた英語が復習されず、記憶を継続できないと言う事です。その結果として発音もリスニングも改善されなくなります。


そして英語学習意欲が急に低減します。学習者にとって、努力の割に得るものが少ないからです。


英語において復習は重要です。しかし、復習を継続をしなければ記憶が出来ないのであれば使える英語は復習できる量の英語の表現に限定されます。


復習する最大の目的は復習する事でなく、復習しなくても使える英語まで記憶に留めておくことです。


歌などは年月を経ても、復習をしなくてもかなり覚えていることもあります。


日本語でも知っている全ての日本語の復習を例えば6ヶ月単位でやっている訳でありません。
すると日本語の多くは復習も必要とせず記憶に残り、使用できる状態にあると言うことになります。


速く進む場合にはどうしても復習が疎かになります。もちろんそれでは記憶に残りません。最も大事な事は先に進む事でなく、忘れ難い方法で覚える事です。


これができれば着実に自分の使える英語表現は増えていきます。