スコット・ペリー氏のリスニングパワーに大きな誤り | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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リスニングパワーの宣伝では英語の周波数が高いから、その周波数を克服する必要があると言っております。しかし、英語も日本語も母音だけをとればあまり違いはなく、子音は周波数など計測できません。英語の周波数は日本語より高いと言う科学的な根拠はありません。



もしリスニングパワーがその克服を目的にしているなら、教材そのものの効果もないと言えませす。



そのためにリスニングパワーの販売をしている横田力氏にメールを出しましたが未だに返事がきません。ペリー氏は忙しいから時間ができたら返事するとの答えでした。



しかし、リスニングパワーのスコット・ペリー氏の宣伝だけでなく、販売しているソフトに大きな誤りがあると思います。



スコット・ペリー氏は彼のビデオで英語の母音を分離できたと言っております。それが発音診断のベースになっております。しかし、言語音には英語でも日本語でも子音や母音の切れ目がありません。そのために母音を分離すると言うのは科学的には不可能なはずです。



分離できない母音はその母音を定義することも、もちろん比較することもできません。



仮にその母音が分離できたとしましょう。しかし、言語音は相対的なものです。大人と子供の母音、体の大きい人と小さな人の母音は周波数でも大きく違います。厳密には人によって違うのが母音であり、その違によりその人の個人を特定できる情報となっています。



つまり音声を聞くと性別や年齢やその人が誰かが分かります。これは音声の静的な要素によするもので、個人情報を提供しております。



するとスコット・ペリー氏のリスニングパワーのソフトで発音が正しいかどうかを判断することは、科学的に不可能なのです。



現在、スコット・ペリー氏のリスニングパワーに関して質問を英文で書いております。言語音の周波数に関してはまだ返事が来ておりませんが、誤りに関しても横田力氏にメールを送る予定でおります。