数ヶ月間少しずつ進めてきた勢至菩薩像の木地工程が終了致しました。
やわらかくあたたかい表情を意識して・・・。
阿弥陀様、観音様と調和できるように・・・・。
御厨子の中は広くないので、全体的に縦長のシルエットに致しました。
唐草宝相華文様を施しました。
毎回其々の台座や光背に合うように描きます。
空間や絡まり方等、これも書いていてとっても楽しいのですが、
別制して貼りつけるのではなく、彫り出ししているので、
底の面(地隙といいます。)の統一も不可欠です。
観音様との調和が図れているかの最終チェック。
この形式は御浄土より来迎されている様を表しています。
そしてその様子は、阿弥陀様との三躯が揃ったとき、
初めて具現化されます。
これから漆師さん((ぬし)漆を塗る人)、箔押師さん((はくおしし)金箔を押す人)
の手に渡り、さらに装飾が加えられます。
同時に金具師さんにも新しい宝冠や胸飾りを依頼しています。
完成まであと少しです・・・。
唐草宝相華文様を施しました。
毎回其々の台座や光背に合うように描きます。
空間や絡まり方等、これも書いていてとっても楽しいのですが、
別制して貼りつけるのではなく、彫り出ししているので、
底の面(地隙といいます。)の統一も不可欠です。
観音様との調和が図れているかの最終チェック。
この形式は御浄土より来迎されている様を表しています。
そしてその様子は、阿弥陀様との三躯が揃ったとき、
初めて具現化されます。
これから漆師さん((ぬし)漆を塗る人)、箔押師さん((はくおしし)金箔を押す人)
の手に渡り、さらに装飾が加えられます。
同時に金具師さんにも新しい宝冠や胸飾りを依頼しています。
完成まであと少しです・・・。