皆様、素敵なGWを満喫されましたでしょうか?
先日も書き記した通り
地元より友人が遊びに来ており
連日、ガイドブックばりの名所巡りをしてきました
中でも東京タワー・・・
何となく、経由駅やし、小学校の修学旅行以来登ってないし
夜景がキレイそうやし・・・
という、行き当たりばったり的な発想で
急遽加えられた、『東京タワー。お上りついでに登っちゃおうよツアー』
突然ですが
東京タワーの高さが333Mだということは
周知の事実
でわ、人の足で登ることができるのは何Mまでか?
正解は150M
という事で
東京タワー
足で登ってきました・・・
なにしろ
行き当たりばったりだった今回の東京タワーツアー
到着時間も20時頃と若干遅めにも関わらず
人人人入人人人・・・・・ヒトヒオヒトヒト・・・
まずは外から館内に入るだけで某世界的有名なねずみのマスコットキャラクターで知られる
○DLばりの行列・・・
時間潰しの為に、主に東京タワー真下からのショットを押さえるべく奮闘していた我らが耳に飛び込んできた
「現在最短で展望台へご案内しております、階段ツアーご希望の方はこちらにお並び下さい」
という、プレートを持った係員の誘導
更に付け加えること
「尚、エレベーターにお並びの場合は、展望台まで1時間程のお時間を頂戴致します事をご了承下さい」
・・・・・・『はい!階段ツアー行きます!!』
意気揚揚とロープをまたぎ、5分後に出発した階段ツアー
しかし、肝心の
『一体、何階まで何段の階段を上るのか?』
という、最重要情報は誰も知らず
とりあえずは館内の階段を昇ること5階
そこで、いきなり外に出た
なんだ~~こんなんやったらめっちゃ簡単やん♪と
浮かれる私の耳に
「・・・・そんな訳ないやろ?・・・」という囁きが友人よりもたらされた
そのコメントをサポートすべく
階段ツアー行先案内人より
拡聴機にて、ツアー参加者に伝えられた
注意事項
『ここから展望台までの間には、お手洗いの施設はございません。
必ず、お済ませ下さい ×2回
階段は一度登りだすと後戻りできません
ご自身の体調とよくご相談下さい ×2回
ここからはスタッフの同行はございません
ご自身のペースでゆっくりお上り下さい
尚、途中休憩スペースもございますので
そちらを有効にご活用下さい ×2回』
フと我らが足元を見ると
・・・・これは、ヒール靴だねぇ・・・
しかも、昼間は品川や六本木ヒルズ(ついでにコールドストーンに45分程行列済)をかなり歩き回って
夕食も未!
しかし、負けず嫌いとは
本来このようなタイミングで発揮すべきもの
階段ツアー本番
未だ、ゴールまで何段の階段を昇るのかを知らないまま
右足の次は左足
左足の次は右足
という、基本的注意事項を頑なに守りながら
私たちの長い夜が始まった
徐々に蓄積される足腰への負担
動悸・息切れ
しかし、それ以上に
心地よい夜風と素晴らしい夜景
ガラスを通さない 生の夜景
途中途中「ここまでで半分です。休憩でもしませんか?」という類の心遣いの看板
323段目の「歌でもうたってつかれを吹きとばしましょう」というスパルタな看板
等に励まされ
600段の階段を登りきった私たちに待っていたのは
『ノッポン(東京タワーオリジナルマスコットキャラクターらしい)公認 昇り階段 認定証』
と、展望台をぎっしりと埋め尽くす
これまたどこかで見たような
人人人入人人人・・・・・ヒトヒオヒトヒト・・・
しかし、文明の力に頼って辿り着いた展望台には
夜景がキレイという視覚的感動(しかも受け身)しか残らなかったに違いない
何度も何度も繰り返される休憩の度に
どんどん小さく細かくなっていく景色
美しい彩と夜風
そこで交わした他愛もない会話と
意味不明なハイテンション
自分の足で登り切った目に映った
ガラス越しでない生の夜景は
何かを確実に教えてくれた
そして、帰りのエレベータ前で案内された
『お帰りのエレベーターは大変混雑しております
尚、階段をご利用になれば
8分程で地上まで降りることが可能です』
・・・・・20分かかったよ?