『デセール ル コントワール』では、月ごとにテーマを決めて

デザートを作っています。4月のテーマは【ピスタチオ】。

根強いファンのいる人気コースです。

 

 

コントワールのコースは、コース仕立て。

コーヒーがついて7500円です。

4月はピスタチオコースでした。

お食事とデザートにピスタチオが使われたコースです。

 

 

まずは飲み物を。今回は紅茶にしました。

キャッスルトン農園のオータムナルだったかと。

足りなくなると足してくれるのでこれはお得。

甘いものをいただくのでどうしとも

たくさん飲み物が必要なのでありがたいサービスです。

 

 

野菜のシュー

野菜のシューとありますが、ピンクのソースが印象的。

アスパラガスやブロッコリー、キヌアなどが添えられています。

 

しっかりした生地のシューの中には生ハムのムース。

お食事系のシューが前菜になつています。

酸味が程よくあって、野菜というよりお食事シューからスタートです。

 

 

オレンジジュレ さつきはっさく ルバーヴペースト

この季節にはっさくとはちょっとビックリ。

さつきはっさくというのがあると初めてしりました。

和歌山の 藏光農園のものです。

黄色と緑のキラキラしたコントラストが美しいキラキラ

 

ルバーブのペーストの上には、オレンジのグラニテ。

上にはバランスのとれたさつきはっさく。

酸味が強すぎず、ぷりんとした水分バランスのよい実が印象的です。

 

 

吉崎シェフは、超饒舌で作っている時も楽しいおしゃべりで

笑わせてくれるのですが、この日はのどの調子が悪いとのことでした。

いつもスゴイと思うのは、作りながらしっかりお客さんのお話や

特徴をとらえて、お話されるんですよね。

あの機転の速さは、観察力や細かいケアがあるからなんでしょう。

 

ライブ感のあるショットいただきました!

ピスタチオたっぷり画像です。

 

 

苺 ピスタチオソース フロマージュブランクリーム

見た目がキュンキュンなかなり理想的なデザートが出てきました。

ピスタチオのブランマンジェの上にカシスのエスプーマ、

苺やピスタチオのソースなど。

苺の酸味がしっかり生きたお皿でした。

 

 

アスパラガスのブランマンジェ
トリュフの香りもいいですが、他の素材のバランスが素晴らしい。

アスパラのムースの上に、塩茹でしたレンズ豆。

アスパラの香りとレンズ豆の香りがよく合います。

生の白コショウがぴりりと清涼感。

 

 

ピスタチオ風味のリゾット

下にはパイ包みを粉砕したパルス。

シェリービネガーで香りづけしています。

チーズのリゾットにはピスタチオがたっぷり。

香りのよいお食事系リゾットでした。

 

 

タヒチ産バニラのアイス フランボワーズソース

酸味のある果肉感の残ったフランボワーズのソース。

その上には、ピスタチオのシャンティと濃厚なバニラアイス。

さらにはシナモンの香り高い一口チュロスが乗っています。

柔らかなピスタチオのシャンティの香りがいいです。

 

 

ピスタチオとホワイトチョコレートのクリームが

美しく絞られていきます。

 

ピスタチオのソースをたっぷりかけていきます。

目の前でどんどんデザートが仕上げられていくを見るのが

楽しいのです。あ。シェフのおしゃべりももちろん楽しいですよ。

 

 

チェリーコンポート ピスタチオアイス ショコラクリーム

完成したのは、花園のようなデザートです。

クレームショコラの上には、ピスタチオのムース。

濃厚で柔らかな口どけです。

クレームディプロマは重すぎずいいですね。

赤ワインのジュレの味わいやチェリーのコンポート、

苺の軽い酸味が、ピスタチオの香りとよくマッチします。

 

 

最後の小菓子にはバースデープレートが。

前月の帰りに、ちょこっと誕生日のことをお話したら

しっかり用意していてくれました。

吉崎シェフありがとうございました。

それにしてもチョコレートの文字がキレイですね~。

 

 

ライムのギモーブの上にライムの皮を削っていきます。

 

 

もともとライムの香りが高いギモーブですが

さらにフレッシュな香りが加わります。

他には玉ねぎのクッキーやマンゴーのパートドフリュイ。

 

 

この美しいのは、カシスとピスタチオのマカロンでした。

カシスのコンフィチュールが濃厚で酸味もあり

ピスタチオのまったりした味わいをスキッとしたものに。

 

最後はコーヒーで。

シェフが丁寧にハンドドリップでいれてくれた

コーヒーです。苦味が適度にあって食後にいい。

 

伺うたびに魅了されるコントワールのデザート。

完全予約制で常連さんで予約が埋まってしまいます。

もはや一見さんはいけるのか?という感じです。

私も友人にお誘いいただき伺うことができています。

 

楽しく甘く美しい時間が過ごせる

デザートレストランでした。

 

【デセール ル コントワール関連記事】

・2017年3月 桜のコース

 

 

家 Dessert Le Comptoir
(デセール ル コントワール)

東京都世田谷区深沢5丁目2−1

完全予約制

デセール ル コントワール洋菓子(その他) / 等々力駅
昼総合点-