西麻布の交差点からほど近く。
霞町三○一ノ一 (かすみちょうさんまるいちのいち)へ伺いました。

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お店の看板はこちらの灯りのみ。

入口も暗証番号を押して入るという、敷居の高いお店。

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私が入っていいの?と恐る恐る暗証番号を押して、店内に入ると

素敵な板長がカウンターで調理をしていました。

カウンターがあるということは、1人でも立ち寄れるってことですよね。
初めは敷居が高い感じにビビリましたが、

懐に飛び込むとしっかり受け止めてくれる感じがいいですね。

今回はグループで伺ったので個室を利用させていただきました。

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こちらフリーアナウンサーの渡辺ひと美さんのお店。

数々の店舗デザインやプロデュースを手掛ける他

利き酒師であり協会副理事長、野菜ソムリエなどの資格も持ち

自ら漁船に乗り魚を釣り上げてその魚は神経締め。

日本各地より旨いものを発掘する食のスペシャリスト。

数々のメディアにも掲載さるのは当り前。

名だたる料理人が集うお店としても有名です。

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ひと美さんとお店は、漫画「本当にあった笑える話」の、

『ホッピー酒場紀行』にも登場しています。

写真を撮り忘れちゃったのですが、

こちらの「下町レモンサワー」はソルティードック風。

名物です。飲んだ友人によれば、それくらい美味いしと言っていました。

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茗荷のお寿司、江戸前玉子焼き、尾崎牛生ハム、

尾崎牛コンビーフといぶりがっこのポテトサラダ

お店の人気メニューが盛り合わせになっています。

尾崎牛も都内でいち早く取り仕入れたという目利きぶり。

炭火焼きにするだけでなく牛カツにも使用し、早々に取り入れ人気メニューに。

今回は生ハムとコンビーフという形でいただきました。

いぶりがっこのポテトサラダはそれだけでも美味しいのですが、

尾崎牛のコンビーフが添えられて、ただものではないポテトサラダに。

江戸前玉子焼きは某百貨店で期間限定で販売されたほどの人気メニュー。DSC07121 (2)

 

 

 

お酒も素晴らしいものが取り揃えられていますが、ノンアルドリンクも面白い。

りんごジュースは身まで赤いリンゴを絞ってジュースにしているそう。

酸味もあって、ちょっぴり紅玉みたいな味も。

料理を邪魔しない、すっきりしたリンゴジュースでした。

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~昆布〆三種盛り~

イサキ、白烏賊、広島こんにゃく

アンチョビソース、たで酢、煎り酒と共に

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こんにゃくのお刺身の昆布〆って面白いですよね。

初めていただきました。

きゅっと少ししまって食べ応えがあって食感が面白い。

昆布のうまみが素材にしっかり溶け込み、

それぞれの旨味がアップしたお造りは

身体の中にも染み入るよう。

上質な素材がさらに昇華したものになっていました。

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そろそろ日本酒にいきましょうか。

せっかくなので利き酒師のひと美さんに日本酒を選んでいただきました。

まず登場したのが、出羽桜です。

うわっ~、私のために出してくれたの?と言わんばかりです。

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お店では、自らが感動・感銘を受けたラインナップが常時40種類揃っています。

銘柄は入れ替えも早いとのこと。お酒も人も出会いですよね。

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酒器もお好きなものをと、きれいなおちょこを持ってきてくれました。

特に女子の場合は、おちょこがきれいだと気分も上がりますよね~。

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そして、そして~。

出た!!

マツタケです!!

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超ゴージャスです。

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ご立派!!

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これをしゃぶしゃぶ鍋のようなお鍋で仕立てます。

豚松茸鍋が完成しました。

こちらでは、ぶたまつ鍋と呼んでいました。

 

ここに入れたのは、焼酎。

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うわ~。目の前で投入していきます!!

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ぶたまつ鍋に入れたのは、なんと、百年の孤独!!

ひと美さんは焼酎利酒師でもあるので、焼酎の品揃えも豊富なんですが

まさか鍋にい百年の孤独を入れちゃうとは!!ビックリしました。

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風味豊かで贅沢なマツタケ鍋ができました。

松茸の香りが個室中に充満して~。

この香りは個室ならではの贅沢。

豚の旨味が美味しいこと。

スープも美味で最後までいただいちゃいました。

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熱燗が素敵な器に入ってでてきました。

塗り物の蓋をあけると、錫の器が入っているんです。

乙や演出。

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揚げ物は鱧の天ぷら

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名残の鱧とはしり松茸ということで、鱧と松茸の鍋は多いですがこちらでは違った演出で。

別々で出てくるとはまいりました。サクッと揚がった鱧の中身はふわっとしています。

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もうこうなったら、もう、飲むしかありません。

次々と日本酒も。私はあまり強くないので

小さな酒器でいただきしました。

お酒は、秋田の美酒一白水成です。

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素敵な酒器ですよね。エレガントに飲みたい女性にぴったり。

特に美排出県秋田のお酒は女性っぽい酒器にぴったりですね。

さっきのキリコといい、こちらのグラスといい

お酒の品揃えもさることながら、酒器も魅力的でいいな~。

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黒龍だけでもこんなにあるんです。

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ちなみにサイダーも素敵なプレゼンテーションででてきました。

細やかなところまで行き届いている感じが心に心に響きますよね。

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はじきどうふ

江戸料理で、大根おろしで和えたぶどうの酢のものです。

お口直しにいただきました。

菊の花びらも入っていて大根おろしの辛味も和らぎ滋味深く。

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そして、土鍋ごはん!!

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お米ピカピカ~。ツヤツヤ~

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ご飯のお供は明太子をはじめとしたお新香。

もうご飯がすすんじゃって・・・。どうしましょぉ~♪

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生素麺 鮑のせ

生素麺って初めて食べました!!

しかも鮑が乗っています。超贅沢!!

夏も終わりの頃にいただきましたので、まだ外は暑い。

こんな涼し気な器でいただいたら、おうちまで涼しい気分で帰れそうです。

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うわぁ~。素麺というよりもっともちもちして冷やし麺みたい。

北海道産の生素麺は香りもしっかりあって、のど越しもいい。

生素麺は空輸されるので、ある時が限られているとか。

この日はラッキーなことに、夢の生素麺にありつけました。

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ご飯ものは色々ありますが、特製土鍋カレーうどんも美味しいそうです。

ひと美さん曰く、是非ごはんだけでもいいので気楽にお越しくださいと。

そして、この土鍋カレーに尾崎牛のカツを乗せて

カツカレーうどんにしても美味しいんですよと超魅力的な食べ方も教えてくださいました。

色々わがままを聞いてくれるところも嬉しいポイントです。

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甘味は桃。涼し気に氷の上に置かれています。

蜂蜜にくぐらせて芳醇な香りも。

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素材へのこだわりはハンパない!!

季節ごとに色々な素材を楽しみに伺いたいお店です。

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今回いただいたのは、8000円のコースですが

(松茸の仕入れ価格によって若干内容が変わります)

10周年を記念して、8000円、10000円、12000円、15000円の

特別感謝コースを9月7日~30日までご用意されているそうです。

 

 

 

 

家 霞町三○一ノ一

(かすみちょうさんまるいちのいち)

東京都港区西麻布2-12-5 MISTY西麻布 3F

03-6805-3227

霞町三○一ノ一居酒屋 / 乃木坂駅六本木駅表参道駅
夜総合点-