平家の落人伝説と合掌造りで有名な五箇山には、「世界遺産 相倉合掌造り集落」
「世界遺産 菅沼合掌造り集落」の2つの大きな合掌造りの集落があります。
3月14日と15日は北陸新幹線開通ということもあり両集落で特別ライトアップがされていて
今回は相倉合掌造り集落でライトアップを見ることができました。
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今回の旅は北陸新幹線の開通1番列車とこの五箇山ライトアップが
メインになってしまったのですが、私は鄙びた日本が大好きで。
限界集落とかこういう山間の美しい所にいると心が現れ
そしてその日本の原風景のような景色がじぃ~んと染み入ります。



着いた時には星がたくさんきらめいていて、美しい星空も堪能することができました。
民謡が終わってから堪能しようとおもったら30分後に靄がかかっていて。
山の天気は変わりやすいですね。
靄のかかる中、なんとか合掌造りを撮影することができました。
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私たちが到着する前日までは雪が降っていたということで、雪も真っ白。
私たちの身長くらいまで降り積もっていました。
雪深いエリアなんですね。
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JR東日本のCMでは緑の五箇山で杏さんが登場しますが
私はこの雪景色も見てみたたかった。交通の便が悪いので思うように見ることが
できないのが残念ですが、いつか車で来てみたいと思いました。
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「行きたかった、あの日本へ。」
白川郷のほうが知名度が高かったのかもしれませんが、
このCMで五箇山の知名度もぐんとアップしたかも。
雪景色ももっと見てみたかったですが、
次回はお花がたくさん咲いている季節にも来てみたいと思います。




五箇山には30ほどの民謡が残っています。
その民謡は、3つの伝承団体によって守られています。
この日は特別に「越中五箇山こきりこ唄保存会」「越中五箇山麦屋節保存会」
の民謡を堪能することができました。
もっとも代表的な民謡は「こきりこ」、「麦屋節」で無形文化財に指定されています。
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最も大きな特徴は、南京玉すだれの原型となった筑子(こきりこ)という
楽器を使うところにあります。シャァ~、シャァ~っという切れの良い音と
全身を使ったダイナミックな踊りで楽しませてくれました。
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麦谷節はこのかわいい絣の着物を着たかわいらしい娘さんたちの踊りです。
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そして、麦谷節はこの笠を使った踊りが特徴です。
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リズミカルな踊りと、上手に笠をクルクル回す様が楽しい踊りです。
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颯爽とした舞の中に、どんどん大胆な動きが加わって行きました。
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1時間弱ライトアップと民謡を楽しむ時間があったのですが
もっと見ていたかったなという感じでした。
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「村上家 国指定重要文化財」
五箇山

つららの風景もキレイです。
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近くにダムもあり、到着した直後に放流がありました。
この橋を渡ったたところにある国民宿舎五箇山荘に宿泊しました。
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富山の旅は続きます。