サンタの抜歯は、午後1時半近くから始まりました。

14歳という高齢ゆえ、全身麻酔下はとっても心配・・・(T_T)

こちらの病院は、歯科処置時にはお隣の部屋で見る事が可能です。

様子をずっと見せて頂けるので飼い主としては有難い限りだけど

先生方は、集中しずらいのではないのかな? 



私達は、こちら側から見せて頂きました。



全身麻酔後、スケーリングして歯科専用レントゲン撮影



レントゲン撮影後、先生から呼ばれて処置室へ。。。

舌をダラーンと出し、白目を向いて動かないサンタを見て

涙が出そうになったけど落ち着いて説明を聞かなくては・・・・。



レントゲン画像を見ながら先生が説明してくれました。

※画像はパパからもらったら 参考までにUPしますね。

歯周病は、かなり進んでいます。

サンタの歯は、一応歯磨きをしてたので前歯以外は表面上は

そんな酷い状態ではありませんでした。

だけど、裏側と前歯は磨かせてくれなかったので状態解らずで・・

犬歯の裏側の歯周ポケットは、本当に酷い状態でした。

針?の様な歯科器具(歯周ポケットを図る器具)を入れると

ググッと深くまで入り、鼻と貫通してるのは私でもわかりました。

「口鼻瘻管(こうびろうかん)」

サンタの場合も犬歯で歯周病が進行して骨がほとんど

溶けてしまって口腔と鼻腔が貫通した状態の様です。

やっぱり、これが酷いくしゃみと鼻血の原因だったんだねぇ

ご飯の後も、鼻をフガフガしてたもんね

左犬歯と左奥歯が一番状態は悪い。。。

残せる歯は残して、歯周病の状態を見ながら抜歯をして行きますと。。



犬歯の抜歯後、またお呼びがかかって状態を見せて頂きました。

抜歯した大きい穴、穴っていうより、歯肉も後退して上がってるから

いびつな空洞という感じだった(>_<)


「口鼻瘻管(こうびろうかん)」

ダックスは、なりやすい犬種NO1みたいです。



病巣部を、十分に洗浄してもらい、歯肉でフラップを作り

口腔と鼻腔の隔たりを作ってもらって処置は終了しました。

それは、それは、見てて本当に丁寧な処置でパパと二人で

感動ものでした

処置時間は2時間程度と言われてましたが、気付けば4時半。

さすがに、午後の診察時間の事が気になって先生に聞いたら

「予約制だからずらしてもらったから大丈夫」との有難いお言葉

結局、3時間半かかってしまいました。(麻酔時間含む)


先生  「そろそろ麻酔が覚めるよ~」



「サンタ、本当によく頑張ったね!!」

このそろそろと言われてから麻酔が覚めるまでの時間が長く感じられる。

「このまま起きなかったら・・・・・」 悪い事ばかり考えてしまう。

「サンタ~、起きて~~」と心の中で祈る☆ 

口にもかなり出してたけど・・・・・w



ようやくサンタが目を開けて動いた瞬間、本当に安堵しました。

「良かった!本当に良かった!!」



↑全身麻酔+歯科治療の為、洗浄するので低体温になるから

保温し続けるらしいです



フラフラはするけど、しっかり麻酔から覚めました

鼻血が飛び散ってるね。 今日は一日酷いのかな?^^;


↓↓抜いた歯はちょっとグロいからスルーしちゃって下さいね

DSC_2031.JPG
全部で17本抜歯しました><


今回、こちらの先生にお願いして本当に良かったです。

しつこいけど本当に処置が丁寧で安心してお任せ出来ました。

VTの方も、とっても優しくて親切にして下さいました。

ありがとうございましたo(_ _*)o 感謝でいっぱいです



日帰りでも良かったのですが、高齢だし心配なので1泊入院を

お願いしました。

サンタ~、可哀想だけど一日辛抱してね



病院を出たら、パパと私は、急にドッと疲れが出て放心状態

無事に終わって良かったという安堵感と、見てる間の緊張感。

立ち合い出来るのは、本当に有難い限りだったんだけど

愛犬の痛々しい姿を見るのは、心臓に悪いね^^;

でも、良い経験になりました^^



応援してくれたお友達~、どうもありがとうm(_ _ )m

とっても心強かったです