うちの会社には「バイヤー」という職種があります。

 

文字通り買い付けをする人です。

 

 

 

このバイヤーなんですが、

 

 

 

市場、産直、自社農場(契約面)、
で使うスキルは変わります。

 

 

 

産地周りをしてからもうかれこれ10年経ちましたが、

 

 

 

こちらもやっぱり日々勉強。
それと比べて、
市場で買い付けをし出してまだ2年くらいなので、
市場の方はさらに日々勉強という感じです。

 

 

 

ただ、実戦での勉強です。

 

 

 

 

 

 

今、自分個人のパワーバランス上、

 

 

 

朝の買い付けは早くて5時、
遅い時は7時から始めます。
(仕入れ以外の仕事もあるため)

 

 

今日痛感したんですが、

 

 

買い時の波は1日で最低2回はあり、
やっぱり5時から行くべきだなと
いい意味で凹みました。笑

 

 

 

規模が大きくなれば、

 

 

 

1日で100万円以上が動きます。
その判断を数分でするわけです。

 

 

 

今日はなかなかいい形だとか、ヤバイなとか思いながら買い付けが続きます。

 

 

 

今日はまあ普通な日でしたが、もっとああできたと反省中です。笑

 

 

 

もちろん、

 

 

 

仕入れは1日にしてならずなんで、
5時からいきゃあどうって話ではないとこもあります。
前注文の取引先とは信頼関係が大事で、時間とかはあまり関係ないです。

 

 

このバイヤー職は自分自身がこれからもずっとやり続けはしますが、

 

 

社内での育成もやっぱり行っていて、
希望者も多いからいわゆる花形職種だと思います。
が、バイヤーはフロントのマーケティングが頭と身体に刷り込まれてないとさせません。

 

 

 

僕がバイヤーってかっこいいなと思ったかのは、

 

 

 

5、6年前くらいにお世話になった伊勢丹さんのバイヤーさんのおかげです。

 

 

当時はメーカーとしてアドバイスを受けていましたが、

 

 

それを参考に売り方(オペレーション含む)や商品開発のテコ入れをし、
催事での売上が会を重ねるごとに上がりました。

 

 

 

本来のバイヤーの仕事はあるものを買い漁るんじゃなくて、

 

 

 

マーケティングを伝えて一緒に作るとこからやるのだと思います。

 

 

 

今のうちの規模で、

 

 

 

市場の規格にとやかくは言うパワーはないですが、
バイヤーとしてどういう商品が欲しいかを仕入れ先としっかり共通認識が持てていて、
商品を卸してもらえるかの関係作りが非常に大事だなと痛感してます。
わりと考えに近い商品はあります。
まんまではないですが。。。

 

 

 

経済は感情で動きますから、

 

 

 

バイヤーもコミュニケーション能力必須です。
ご想像通り、偉そうな人は多いです。笑
激務営業経験者をバイヤーとして育てるのが一番可能性を感じています。
でも、営業され馴れしてないのは痛いとこではあります。笑