旬八青果店で惣菜を始めました。
素材の味を活かした薄味です。
が、僕は「もう少し濃い方がいい!」
という話をスタッフの松根さん
にしています。



僕は調理師免許保持者ですが、
彼女の方が100倍料理ができます。
なんのための調理師免許か分かりませんが、
食中毒は相当怖いってことだけは頭に
ぶちこまれているだけ価値はありました。



話戻りますが、
そんな彼女は
フードコーディネーターさんです。
似非野郎が意見だけ一丁前に言って
申し訳ないのですが(笑)、
味付けもマーケティングだと思っています。



彼女の考えでは、

「旬八は素材を活かした惣菜
を提供したいから
あえて薄味で行くべき。」




僕の考えでは、

「(不本意な食生活改善のためには)
野菜を普段そこまで食べない人が、
これは旨い!ってなることを意識した
味付けにすべき。」




というもの。



僕も彼女の考え方が理想だと思うのですが、
野菜の味だけを楽しむって、
化学調味料で麻痺した都会人の口には
相当難易度が高いことだと思っています。
もちろん、
しっかり噛んで味わえば分かるのですが。



だから、
決して味が濃いことを正義としているわけではなく
(味が濃いものが氾濫していて気持ち悪い)


・程よい味が旨いな

・野菜って旨いんだな



に発展させた方が
とっかかりやすいのではないか?
という考え方でした。



といっても、
味覚って難しいんですが。。。