株式会社化してあと1ヶ月で4年ですが、
完全に組織的な経営に移行してからは
まだ1年半です。
起業してからずっと
組織でやっているようで
今思えばあれは組織で無かったな
と思いますので、
自分の思う「組織経営」に変わったのは
約1年半前です。



それまでどうやっていたの?



と、このブログを読みに来る
起業しようとされてる方は疑問に
思うだろうから書きますが、
頂いた仕事を切り分けて外注する
というスタイルでした。



大きく違ってくるのは「人材育成」
が入るかどうかです。
外注というのは基本的に
プロフェッショナルもしくは
あるスペックを満たす労働が出来る方
と組みますので
「人材育成」
という考え方はありません。



もちろん、
毎日同じ人と組んで協業すれば
その協業の中で
お互いが影響を与え合い
成長していくのは体感出来ます。



うちの場合は
採用パターンがちょっと特殊です。
1.インターン採用
2.ボランティアスタッフ採用
3.アルバイトもしくは社員での採用
という3種があります。
3の対価はお金が主ですが、1,2は経験が主です。



そのため、
社員第1号の藤子(あだ名)さんは、
2で株式会社後ずっと関わってくれていたので
かれこれ4年弱もの付き合いです。
1年3ヶ月前くらいに社員になりましたが、
相当な勢いで成長しており、
店舗の売上拡大には彼女が無くては
ならない存在になりました。



第2号の菊子(あだ名)さんは、
社員になることを前提に1で入り、
勉強のためにということでうちが提案した
アルバイト先でアルバイトをしながら
約8ケ月ほどクライアントとの商談への同行や
企画立案などをやって頂きました。
入社して1年経ちますが、
今では通販事業のアシスタントマネージャーで、
仕事を仕切っています。




成長というものが何かは、
何を目指すかによって変わると思います。
アグリゲートが常に大事にしたいことは、
「その行為が豊かな経済を創りだせるのか?」
ということです。



「経済を創れる人になれ」
と、よく社員に言います。
まぁ、か~なり抽象的です。
でも、それがアグリゲートとして正しい
行動をしたかどうかの判断軸です。



最近嬉しいことに、
いろんなところで「働きたいです!」
というような声を聞く様になりました。



社内制度もまだまだ整っていませんし、
経営基盤も盤石で無い中でそういう声を
もらえるのはすごく嬉しいことです。
ただ何よりも嬉しいのは、
入社した社員が楽しそうに仕事をして
実際に育っていっていることです。



企業は人なり。
って言葉ありますが、
経済は人がいないと生まれないものですから
経済活動を行う会社は人で組織されるのだから
当然ですよね。



でも、経済なんて考えないでいいくらい
社会の仕組みが高度化したのも事実。
でも、無視して生きていると、
今乗っている船が沈没するとそれと一緒に溺れます。
そうならないように、
「経済を創りだせる人になってもらう」
というのが弊社の考えている育成論です。