今日の昼間は、
先日立ち上げたAgri Lab(アグリラボ)
という自社コンテンツメディアの
打ち合わせを行いました。



コンセプトがある程度固まれば
とりあえずは立ち上げて実行し、
データ(定量)や定性(身近の反応)
を見ながら改善していくのは
賛否両論あるかとは思います。
しかしながらこれは、
大雑把な僕にとっては、
非常に心地が良い
染みついてしまったやり方であります。笑



今回のプロジェクトパートナーの兎村さんとは
弊社が以前入居していたシェアオフィスの
行っていたランチミーティングイベントでお会いしました。
食に関しての意識が高い
IT屋さん&デザイナーさんだなぁという印象でした。
出会いからかれこれ3年ほど経ち、
Agri Lab」を立ち上げる目的を
話す機会があってご相談したことから
本当にプロジェクトとして動き出したという次第です。



Agri Lab 立ち上げの動機。
これは、

食品業界の裏側を暴露したい。

そんな「おいしい」の欠片も感じられないような
ルポ的なものでした。。。(笑)



だいたい、
巷にあふれている食の広告の謳い文句が、
「甘い」「旨い」「安い」
の3つしかないってどうなんだ。
って常々思っていたわけです。


加えて最近は、
「有機栽培」「自然栽培」「減農薬栽培」

「安心」「安全」
ですね。




弊社は農家さんとの直接取引数は、
大手の小売店とも引けを取らないと思います。
(取引額でなく、人の数)



そんなうちが言いますが、
産直だから甘い、旨い、安い、とか、
有機栽培だから安全とか、
言い切れない!
と断言します。



作物が吸収した肥料を十分に消化出来なかった
場合に硝酸態窒素の値が上がるのですが、
それは発がん性の危険があると広く言われます。

これは(素人)有機栽培の農家さんの硝酸態窒素
が高いことを批判し、
(もちろん、化学肥料を使う方でも高い方は高いが
 有機栽培は基本的に肥料がすぐに効くものじゃない
 ため肥料過多になりがちのため)
自然栽培が広がる時の大義名分でもありました。


そんな中で、その見解は煽りであり
誤りだという意見もあります。


結局、真実はどちらかは、
どちらを信じるか、、、
という話にまで発展します。



ちなみに、こんな本もあります。

(危険じゃないと言っている)



話を戻すと、
法律で定められたものすらも信じられていない今
(放射性物質の基準値がいい例です)
「これが正しい!」
と信じられるかどうかは、
最後の最後は
自分自身で基準を決める必要があるなと思います。



今年から市場に通うようになり、
産直から始まった僕たちは市場を否定的に見ていたり、
JAを否定的に見ていたりもしましたが、
広く信じられている【方程式】を鵜呑みに
するのは良くないと思う場面と多く出会いました。



要は、自分基準の目利きが必要だということです。



これまで(自分自身が無知で)
決めつけてしまっていた事実を知って、
愕然としたと同時に、
真っ当に商売をするしかない我々は、
良いも悪いも、
本当のところを伝えていくことが
正しく生きる道だろうと思ったわけです。



まぁ、そんな考え方から始まったAgri Labですが、
今はマイルドに、
(シーン別)レシピ、野菜の保存、調味料、
などの切り口が増えています。
(というか、まだ僕は記事を書いていない。笑)



でもそれが僕が望んでいる方向です。
食生活の中での自分基準の目利きを付けていってもらうため、
正しい知識、そのままの実状、
などを伝えていくことで、
役に立ったと思えるサイトを創っていきたいと
心から思う次第です。